WordPressの安全性を高めるための5つのセキュリティ対策

「WordPressを入れて自分たちで更新できるようにしたいけど、WordPressってセキュリティが心配で…」というお話をよく伺います。

確かに昔はセキュリティホールを突かれて不正ログイン等されてサイトを改ざんされるなどのケースがしばしばありましたが、現在ではバージョンアップも進み、基本的な対策は取られています。「WordPressは危険」は過去の話と言えます。

また、被害に合ったケースの原因のほとんどが、

・ログインID・PWを簡単なものにしていた
・不正なプログラムが含まれるプラグイン、セキュリティホールのあるプラグインを利用してしまった

の2点だと言われています。

WordPressの5つのセキュリティ対策

1.管理画面ログインURLを変える

WordPressをインストールしたときのデフォルトの管理画面ログインURLは、

http://●●●.com/wp-login.php

となります。このURLを狙う不正アクセスが多いため、ログインURLを変更します。

ちなみに安倍首相の個人のwebサイトはこのログインURLがデフォルトのままなので、ちょっと心配です。
https://www.s-abe.or.jp/wp-login.php

2.管理画面にIP制限/basic認証かける

指定したIPアドレスからでないと管理画面にログインできないようにします。セキュリティのリスクをかなり排除できるので、おすすめです。
ただし、IP制限をかけるためには「固定IP」が必要で、会社によっては固定IPがないケースがあるので、情シス部門等に確認してみてください。

また、リモートワークが多い場合や、外部パートナーに更新をお願いする場合など、IP制限が向かないケースもあります。
その場合は、管理画面にbasic認証と呼ばれる簡易な認証を入れるようにしましょう。
(basic認証)


このID・PWも後述するものを同じように単純なものは避けてください。

3.ログインに画像認証入れる

ロボット対策として、画像内に表示されている文字を入力欄に入力し、合致しないとログインができない仕組みを入れます。
いろいろなサービスのログイン画面に使われてる画像認証と同じ仕組みのものです。

ちなみにここまで紹介した1〜3の対策は、「SiteGuard WP Plugin」という有名なセキュリティプラグインでまとめて設定できます。

4.PWを16桁以上の複雑なものにし、3ヶ月に1回程度変更する

WordPressの不正ログインの原因のほとんどが単純なIDとPWを設定していたことです。
IDだとadminとか、PWだと1234とか、そういった類のものです。
これはWordPressに限らず、全てのIT関連のことに言えることです。

PWはなるべく複雑なものにしましょう。記憶できるものはダメと思っておいた方がいいです。少なくとも16文字以上で、ローマ字の大文字小文字、数字、記号が混ざったものにしましょう。WordPressでユーザーを作成すると、24文字の複雑なPWがランダムに生成されるので、それをそのまま使うのがいいと思います。そして、3ヶ月、または年に数回、PWを変更するようにしましょう。

5.無名な・不要なプラグインは使わない

WordPressはオープンソースのソフトウェアで、プラグインは誰でも公開できるため、似たようなプラグインが多数存在します。しかし、中にはセキュリティホールが存在するプラグインがあったりするので、便利だからといって何でもプラグインを使えばいいということではありません。


有名か無名かの判断は難しいところですが、ダウンロード数、評価、レビューの内容、更新頻度などがWordPress公式サイトに掲載されているので、それらの数字から判断できます。

弊社では「こういう場合はこのプラグインを使う」というパターンがほぼ決まっています。
WordPress管理画面の「使用済みプラグイン」を見て20個以上プラグインが入っていたら、不要なプラグインがないか、制作会社に確認した方が良いでしょう。

 

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ちょこっとデザイン話②「ジャンプ率」

こんにちは山形のWEBデザイナー菅野です。

今回は ちょこっとデザイン話 第2弾として
文字の「ジャンプ率」についての話をしたいと思います。

ジャンプ率とは、WEBサイトや紙面デザインにおける文字の
大きい部分と小さい部分の比率を言います。

ジャンプ率と言うと「何それ??」と聞きなれないかもしれませんが
目立たせたいところを大きく、重要ではない要素は小さくの
いわゆるメリハリのことです
全体的にメリハリがないデザインの時に
「もっとジャンプ率 上げてください」なんて指示がきたりします。

その比率が大きければ「ジャンプ率が高い」、小さければ「ジャンプ率」が低いとなります。

私の場合は、抱えている案件が広告デザインが多いので
エンドユーザーにしっかりとメッセージを伝えるために
ジャンプ率を高めの メリハリのついたデザインをすることが多いです。

場合によってはやりすぎじゃね? ぐらいジャンプ率を高くした方が
いいデザインになる場合もあります(^_^)

ジャンプ率を高くすることで、
デザインに強弱がつき 躍動感のある印象を与えることもできると思います。

また、ジャンプ率は文字だけじゃなく
画像・イラストにおいても活用することができます!
メインヴィジュアルは多くダイナミックに配置し
サブ要素は小さく使うなどして ユーザーに分かりやすいデザインになるわけです。

しかしただ単に文字や画像を大きくすればいいデザインになる訳ではありません
ジャンプ率を効果的に使うには、余白もうまく使う必要があります。
文字・画像の大きさによって余白も変わってくるので
そこはデザイナーの腕の見せ所になるでしょう

〈参考例〉

参照: https://www.apple.com/jp/imac/

上のApple社の広告をご覧ください。
やっぱりカッチョいいデザインですよね(^_^)
デザインは複数のセオリーによって構成されます。
この広告は余白の使い方が素晴らしいのは分かりやすいと思いますが、
文字のジャンプ率が絶妙、という点にも着目して欲しいです。

もう少し踏み込んだジャンプ率の使い方としては
1箇所だけを見るのではなく、デザイン面 全体を見て設定していくことです。
例えば紙面デザインで、5つの要素があるとして
重要な情報順に大きさを設定してやると
紙面を通してまとまったメリハリのあるデザインになります

ジャンプ率をうまくコントロールして
ワンランク上のデザインを目指しましょう!

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コロナウイルス感染者の分布を視覚的に捉えられる「coromap」が話題に

現在世界中で猛威を奮い続けている新型コロナウイルス。日本国内でもどこで感染者が見つかったというニュースが連日伝えられていますが、その位置情報を視覚的に把握できるようにしたマップツールを九州大学に通う学生が開発し、注目を集めています。

こちらは「coromap」といい、厚生労働省と各自治体のホームページから入手したデータを1件ずつ入力して作られているそうです。

地図上には感染者が赤い丸で、感染後に治癒した人は緑色の丸で記されていて、移動経路が明らかになっている事例はその経路も矢印で記されています。

サイト上にも注意書きがありますが、丸印のある位置は各都道府県の大まかな位置に配置されているもので、感染者の現在位置を示すものではありません。

※各マークの詳しい解説はこちらのページを参照 https://www.coromap.info/guide.html

そしてひとつひとつの丸をクリックすると、その感染者がどのような経過を辿っているのかも知ることができます。かなり詳しい情報が掲載されているので、制作者には頭が下がるばかり。

そしてコロナウイルスは○人が感染したというニュースばかりが報道されていますが、ひとつひとつを見ていくとそこまで重症化せずに回復し、退院している人もかなり多いことを知ることができます。

公式発表に基づいて作られているとはいえ個人のサイトになりますので、誤情報が掲載されたり、最新の情報が反映されていないことも起こり得るとは思いますが、これまでの報道をわかりやすく視覚的に把握するという目的なら十分すぎるほどのツールでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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5分で準備完了!超簡単WEB会議。アプリダウンロードなど一切なし

最近私のところに「Web会議利用のコンサルティング」のPRメールがいくつか届きました。まさに旬。
でもこちらの読者には、コンサルなんて不要だし、リモートワークも難しいとお考えの会社幹部の皆さんもいらっしゃると思います。
実は私も、個人的に海外の友人とSkypeかLINEで話すことはあっても、仕事で使ったことは一度もありませんでした。
ということで、
少し前のブログで紹介されていた「Whereby」(たぶんウェアバイって読むのでしょう)は、アプリのダウンロードもID・パスワードも不要だというので、トライしてみました。

 

せっかくなので初体験の様子をレポートしてみたいと思います。
以下、画面をごらんください。

どうでしょうか?超簡単ですよね。

今回は2人の設定でしたが、無料の枠でも4人までの会議が可能です。
下の写真のように…

参考ブログ:新型コロナ対策で注目!!Web会議は誰でも無料で簡単に始められます

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iPhoneで映画を撮ってみた!~撮影アイテム編~

「iPhoneで映画を撮ってみたい」

ずっと考えていたことを行動に移しました。
結果、スマホだからこそのメリットとデメリットが見えてきたので、共有したいと思います。

とは言え、一回の記事ですべてを語れるほど映画撮影はカンタンではなく、今回は「概要」を。

事前に用意したもの

・シナリオ(原稿用紙2枚)
・詳細な絵コンテ

スマホで撮影する上で気になったのは、バッテリーと容量です。
そこで、2、3分の短編を企画し、絵コンテをしっかり描いて無駄のない撮影を目指しました。

使用した機材

撮影に持参した機材は大型バッグ2つ分あるので、ここでは「実際に活躍した機材のみ」をピックアップしてご紹介します。

・iPhone(XR)
・スマホケース
・ワイドレンズ
・クリップ式のNDフィルター
・撮影アプリ:FilmicPro
・液晶フード
・モニター用のiPad
・三脚+スマホホルダー
・マイクセット(マイク・ブーム・ヘッドホン・レコーダー)
・レフ板
・照明2灯

「どんな機材が必要ですか?」とよく聞かれますが、機材が増えると必要なスタッフも増えていきます。
まず「自分は誰を呼べるか?」から逆算して機材を考えるべきだと思っています。
少人数で作るには、機材も絞る必要があるわけです。

メンバー

・役者2名
・監督
・カメラマン
・録音
・照明
・制作

僕の考える、必要十分かつ動きやすい構成です。
ただし、スタッフは下に行くほど何でも屋になっていきます。

* * * *

さて、実際に撮影してみてどうだったか。

無くていいかなと思ってたけど、ものすごく役立ったもの

・モニター(iPad):
スマホが小さいので、カメラマンと監督が同時に覗き込むわけにはいきません。
それにフォーカスが合ってるかどうか、画面が小さいのでチェックがしづらい。
カメラマンがセッティングする映像を、iPadで僕が確認しました。

・液晶フード:
屋外の撮影では、スマホの液晶画面が反射してよく見えません。
これは致命的。
もっと大きなフードを用意してもいいかなと思っています。

・パーマセル:
貼ってはがせる撮影用のテープのこと。
外付けバッテリーをくっつけるのに役立ちました。

・台車:
超ローアングルの移動撮影に役立ちました。
あと、機材がチマチマとたくさんあったので、荷物を運ぶのにも活躍しました。

逆に、意外にも使わなかったもの

・Bluetoothマイク
Bluetoothでつないで使うマイクも用意しました。
これがあれば、大掛かりな録音機材を使わずとも明瞭な声が録れる。

が!
当日、Bluetoothがなかなか接続できず、使用を断念しました。
テストではうまくいったんですけどね。
できるはずなのに、肝心な時だけ作動しない、というのは「機材あるある」じゃないかと思います。

・スマホ用ジンバル
外付けバッテリーなどゴテゴテとスマホにつないでいたので、ジンバルに付け替えるのが面倒だった、というのが一番の理由。
あと、今回の作品はジンバルが必要なカットがなかったから、とも言えます。

その他、気になったこと

・画面がスリープモードになる度にパスワード解除が必要。
パスワードロックを外しておくか、カメラマンとパスワードを共有しておけばいいんですけどね。

・撮影中、電話がかかってくると録画がストップする。
最初に[設定]で[機内モード]にしておくといいでしょう。
まあ、結果的に誰からもかかってきませんでしたが。

・荷物を置きっ放しにできない。
機材は小さなものがたくさんあり、
置きっ放しにしてて遠く離れると不安になりました。
なので、荷物のそばで番をする人が必要になったのは読み違いでした。

・どこに何があるのか、自分しか分からない。
特殊な機材、小さな部品やパーツみたいなものが多く、これは所有者本人にしか分かりません。
撮影セッティングのすべてに僕が絡むことになり、ちょっと時間を食いました。
(普段は機材はスタッフに任せ、僕は演出に専念)

* * * *

何より、
「スマホが手元に無くて落ち着かない」
これが一番最初に感じたことでした。

ふと手が空いた時、スマホをチェックしようとして、「あ、三脚の上か・・」と我に返る。
いつも肌身離さず持ち歩いてるものが、数時間も離れているというのは、落ち着かないものです。
撮影も終わり、現在、鋭意編集中。

スマホ映画については、また別の記事でも触れられればと思います。

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Yahoo!にもGoogleマイビジネスに似たサービス「Yahoo!プレイス」が登場! ぜひ登録しておきましょう

Googleを使ってお店や施設の名前を検索すると、検索結果一覧の右側にそのお店や施設の情報が表示されます。

これは「Googleマイビジネス」というGoogleが提供している無料サービスで、当サイトでも以前に何度かご紹介したことがありました。

Googleマイビジネスとは?|Web用語集

Googleマイビジネスに登録されている情報はGoogleマップなどで検索した際にも表示されます。新しくできたばかりのお店や施設でなければウェブ上の情報をもとに自動で生成されますが、古い情報や間違った情報が掲載されることもありますし、気がつけばクチコミ欄が低評価で溢れてしまう場合もあります。

世界中の人が最も活用している地図サービスのGoogleマップで間違えた情報が掲載されていたり、クチコミ欄に悪評が書かれているのを放置してしまったりしては、集客にも大きな影響が出てしまうことは間違いありません。

知らないうちに低評価がついているかも。今すぐ Googleマイビジネスに登録を

こちらの記事ではGoogleマイビジネスへの登録方法を紹介していますので、お店や施設の経営者でまだオーナー登録をしていないという方はぜひ登録を進めてみてください。

そして、そんなGoogleマイビジネスと同様のサービスがYahoo!JAPANからもリリースされました。

2019年12月にリリースされた「Yahoo!プレイス」は、Yahoo!ロコ、Yahoo!検索、Yahoo!地図など、Yahoo!JAPANの提供する各種サービスと連携していて、利用料無料でお店や施設の公式情報を登録できるとのこと。

サービスの概要については以下のページに掲載されています。

Yahoo!プレイス – 新規利用のご案内
https://loco.yahoo.co.jp/business/top/?sc_e=ols_loco_help

この内容を読むと、実店舗のない企業などは登録できないという違いはありますが、やはりGoogleマイビジネスとほぼ同じと考えて間違いないでしょう。

「ほぼ同じなら登録する必要がないのでは?」と考える方も多いかもしれませんが、面倒でもこれは登録しておいたほうがよさそうです。

Yahoo!の検索エンジンはGoogleのものを採用しているため、基本的に検索結果はほぼ同じになりますが(独自のサービスや個人情報が加味されて順位は多少変動する)、例えばYahoo!でお店や施設の名前を検索してもGoogleマイビジネスの情報は表示されません。

そして忘れてはいけないのは、Yahoo!の検索エンジンは意外と利用者が多いということです。下のグラフは2019年の日本における各検索エンジンの利用者の割合を示していますが、Yahoo!の利用者は微減を続けているとはいえ全体の約2割を占めているのです。

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

もしYahoo!プレイスにお店や施設の登録をしなかった場合、雑な計算をするとウェブ検索してくれた人の5人に1人には正しい情報が届かない可能性があるのです。そう考えるともったいないですよね。

上で紹介したページから無料で登録できるので、最低限公式情報を登録するくらいは済ませておいたほうがいいでしょう。

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ビデオカメラのデータをコピーしてもDVDプレーヤーでは再生できません

「ビデオカメラで撮ったデータをDVDにコピーして欲しい」と、知人からSDカードを渡されることがあります。私が映像の仕事をしているからでしょう。
お子さんのイベントや家族旅行など内容はいろいろですが、大概は複数枚コピーしてDVDを友人や身内にプレゼントするのが目的のようです。
自宅でビデオカメラをテレビに繋げるなどして見ている知人にしてみれば、「データをコピーする」だけのことのだと思っているはずです。
ですから私は、「ただDVDにコピーしてもテレビでは見られませんよ」と答えることになります。

オーサリングが必要

なぜなら、録画した映像ファイルは、mp4とかmovといったファイル形式になっていて、DVDプレーヤーで再生できません。これを再生できる形式に変換する工程をオーサリングと言いますが、この工程が必要なのです。
オーサリングによってチャプターを分けたり、メニューを作ってみたりして見やすくもできます。

では、私が個人的に頼まれた場合どういう作業を行うかと言うと、まずは録画した映像、mp4やmovなどの形式のファイルをmpeg2形式の動画とwav形式の音声に分けます。これはDVD Flickという無料ソフトを使います。

そしてその次に、img Burnというやはり無料のソフトを使ってDVDに書き込めば完成です。

この工程を一発で行う“書き込みソフト”はあります。
有名どころならtoast(ト―スト)などありますが、下記のサイトによれば10,000円以上するようです。

https://www.roxio.com/jp/products/toast/titanium/

カメラ屋さんでも受け付けています

ということで、詳しいお知り合いがいない方はカメラ屋さんでも受け付けていますので調べて見てください。たとえば下記のページをご覧ください。
■コイデカメラ
https://www.koide.jp/index.php/service/printmenu/others/dvd-bd/
■カメラのキタムラ
http://www.kitamura-print.com/video_copy/videocamera_copy/

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サーバー移管時にSSLが無効。サイトが見れなくなってしまうエラーを回避するには

Google Chromeなど各ブラウザが、PC・スマホとサーバー間の通信暗号化(SSL)に対応していないサイトに対して警告を出すようになり、常時SSL対応が当たり前になってきました。簡単に設定ができ、無料で使えるSSLサーバー証明書「Let’s Encrypt」を使っているケースも多いと思います。1度設定してしまえば更新も自動でされますし、とても便利です。

SSLサイトを移管するとサイトが見れなくなるエラーが発生

ただし、Let’s Encryptを使うときに1つ問題点があります。サーバー移管時に一時的にSSLが外れ、ブラウザに「このサイトではプライバシーが保護されません」というエラーが表示されてしまい、サイトを見ることができなくなってしまうのです。

Let’s Encryptを使っているサイトのサーバー移管の手順は、ざっくり書くと以下の通りです。

1. 新しいサーバーにサイトを構築する
2. DNSを切り替える
3. 新サーバーにLet’s Encryptを設定する

Let’s Encryptはいわゆる「ドメイン認証型」のSSLサーバー証明書なので、証明書自体を移管することができず、DNSが指定されているwebサーバーにだけインストールすることが可能です。

つまり、上記手順の2と3の間=DNSが浸透し、新サーバー側のコンテンツがブラウザに表示され、SSLサーバー証明書の設定ができるまでの時間は、httpsでアクセスしたのにサーバーには証明書が入っていない状態になるため、ブラウザに「このサイトではプライバシーが保護されません」というエラーが表示され、サイトが見られなくなってしまいます。

エラーを回避するための対応策

まだ弊社でも明確な対策が立てられているわけではないのですが、このようなエラーが起こらないようにするためには、以下の対応策が考えられます。

1. サイトがエラー表示になるのを許容する

レアケースだとは思いますが、「多少の時間エラーが表示されても問題ない、気にしない」と判断できる場合は、特に対策をとらず、通常通りの移管手順で作業を進めても問題ないと思います。
この場合は、事前にサイト上で「○月○日○時からリニューアル作業のため、数時間サイトにアクセスできない可能性があります」と告知しておくのも手です。
また、もしこの選択肢をとる場合は、早朝や深夜など、アクセスが少ない時間に行うものアリかもしれません。担当制作会社と相談してみてください。

※ちなみにこの時、「メンテナンス中です」という画面を仕込んでおいても、意味はありません。なぜなら、httpsでアクセスした時点で(具体的なサイトコンテンツを表示させる処理が走る前に)エラーが表示され、メンテナンス画面が表示されることはないからです。
(ここでPCやスマホとサーバーがどういうやりとりをしているかについて知りたい方は、HTTP通信について調べてみてください)

2. ドメイン認証型ではない証明書を新サーバーに設定する

ドメイン認証型ではない証明書(OV認証=企業認証、EV認証)を取得して、移管先のサーバーへ設定します。このタイプの証明書でしたら、再度別のサーバーへサイトを移管する際にも、証明書も一緒に移管できるはずです。ただし証明書の種類やサーバー会社によって制限がある場合があるので、事前に調査が必要です。
ただし、ドメイン認証とは違って、企業の存在を証明する書類の提出が必要だったり、第三者の審査があったりして、取得のハードルが高く、取得までの時間もかかるため、作業スケジュールは余裕を証明書の費用も年間数万円以上かかります。

上記2つの方法以外には、移管前のサイトをhttpsから一旦httpに戻して移管作業をする、という選択肢もありますが、これは工数が無駄にかかりますし、作業ミスのリスクも大きくなってしまうため、現実的ではないと思います。

 

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新型コロナ対策で注目!!Web会議は誰でも無料で簡単に始められます

世界中で猛威をふるい始めた新型コロナウイルス。特にここ2週間程度は感染のスピードを抑制するために極めて重要な時期だとされ、政府が全国の小中学校を臨時休校するよう求めたり、コンサートやイベントが続々と中止になるなど、国全体で感染の拡大を防ぐ取り組みが行われています。

そして企業なども時差出勤や在宅ワークの積極的な通知を求められています。しかしその重要性は認識していたとしても、簡単に在宅勤務などできるはずもないという企業も多いのではないでしょうか。

意外と簡単に始められる「Web会議」

業種によっては在宅ワークのしようがない仕事もありますが、実はどんな方でも簡単に、しかも無料で「Web会議」を行うことはできます。

満員電車に乗って取引先に向かわなければならない商談を、お互いの自宅でできるWeb会議に置き換えることができれば、当然感染リスクを抑えられるでしょう。

今回はWeb会議におすすめなサービスを3つご紹介いたします。

1. Whereby(旧appear.in)

私のまわりで最も多く使われている印象が強いのはWherebyというサービスです。

英語のサイトなので抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、会議を始める側の人がアカウントを作成しておけば、招待される側の人は指定されたURLを開くだけでWebカメラを使ってWeb会議に参加できるのでとても便利です。

プランは3種類用意されていますが、無料プランでも4人同時に会議ができますし、時間制限もないので、簡易的な打ち合わせには十分でしょう。会議をしながら画面の共有もできるので、資料を共有しながら打ち合わせることも可能です。

導入の仕方と基本機能の使い方については以下のサイトで詳しく紹介されていました。

おすすめweb会議ツール「Whereby(旧appear.in)」使い方入門|Remote Work Labo
https://www.remotework-labo.jp/2018/02/appear-in-for-beginner/

2. ZOOM

ZOOMも無料で使えるWeb会議ツールですが、Web会議に参加する人が全員アプリをダウンロードしなければなりません。

ただし、その分音質や画質が安定しやすく、フリープランでも最大100名が同時に会議に参加することができるというメリットもあります。

フリープランで複数人での会議を行う場合は最大40分という上限がありますが、再度立ち上げることで再び40分利用することができるため、フリープランのままでも十分使い続けられます。

アプリを導入しなければ始められませんが、サイトが日本語に対応しているので、人によってはWherebyよりも気軽に使えるかもしれません。

導入の仕方や基本的な使い方は以下のサイトをご参照ください。

web会議ツール「Zoom」とは?使い方1から解説します|Remote Work Labo
https://www.remotework-labo.jp/2018/01/zoom_beginner/

3. Skype

近年ではLINEやFacebook Messengerなど、さまざまなSNSでも無料通話ができるようになりましたが、その先駆けとして世界中で利用されていたのがSkypeです。複数人でのビデオ通話も可能なため、いち早くからSkypeを利用したWeb会議を行っていたという企業も少なくありません。私が以前に取引をしていた企業でも週に一度Skypeを利用したWebミーティングを行っていました。

同時にビデオ通話に参加できる人数は25人となりますが、全員がアカウントを作成しておかなければなりません。

ただし、古くからあるサービスなので、アカウントを保有している人が多いのはメリットといえるでしょう。Web会議を開こうと考えた際、参加者の全員がSkypeアカウントを持っていればすぐにWeb会議を開くことができるのはとても便利です。

少人数で試してみるならWherebyからがおすすめ

このほかにもさまざまなWeb会議サービスがありますが、これからWeb会議を導入しようと考えている方はまず今回紹介した3サービスを無料で試してみるといいでしょう。

特にWherebyは誰か一人がアカウントを開設さえすれば、URLを共有するだけで会議を始められるので、最も気軽に試せるWeb会議サービスといえるかもしれません。

実際に使ってみて無料プランで事足りるのであればそのまま利用し、もっと本格的に導入したいと考えるのであれば有料プランへのアップグレードや、さらに高性能なサービスを検討してみてください。

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コーディングツールも色々! 自分に合ったツールで作業効率アップ!

こんにちは山形のWEBデザイナー菅野です。

先週はWEB制作ソフトについて書かせていただきましたが、今回はコーディングツールを幾つか紹介していきます

コーディングツールは無料から有料のものまで本当数多くあります
ツールによって作り方も変わってくるのですが
大きく分けると
グラフィックソフトのような感覚で
視覚的に確認しながら作ることができる「WEBオーサリングツール」と
テキストファイルを作成、編集できる
文字ファイル作成に特化した「テキストエディタ」に分けることができます。

まずは「WEBオーサリングツール」から紹介していきます。

◆Dreamweaver

Adobeが提供するDreamweaver。かなり有名な定番ツール。
有料ツールですが、Adobe Creative Cloud加入でWin/Mac共に使えますので
グラフィックデザインをやられていて、今後 WEB制作もなんて方には良いかもしれませんね

私も、WEB制作を初めてしばらくの間はDreamweaverを使用していました
ソースがわからなくてもWEBサイトが作れるところが強みです
プレビューとソースコードを同時に表示しながら作業することができるので、どの部分がどのソースコードで成り立っているかもわかります。よくソースコードを理解していない初心者にはありがたい機能ですね(^ ^)

デメリットとしては、WEBオーサリングツール全般に言えますが余計なタグが自動で入ってしまうことです。
完成後に、変な余白ができていて「何なんだよコレ💢」調べていくと
<p>タグが悪さしてたりなど、あるあるじゃないでしょうか(笑)

私の場合は、基本的に今はDreamweaverを使っていませんが
各ページのグローバルナビなど共通部分をテンプレート化できる「テンプレート機能」や
ファイルを開いていなくても、フォルダ単位で選択しての 一括検索・置き換えなど
一部の機能を状況によってうまく使ったりしています。

◆ホームページ・ビルダー

こちらもかなり有名な定番ツール。Windowsのみの対応のジャストシステムが提供する有料ツールです。
Dreamweaverと同じ位置付けのWEBオーサリングツールで
豊富なテンプレート利用し、初心者の方も簡単にWEBサイトが作れます。

たまに、自社サイトをクライアント自身で作られているケースがありますが
その場合のホームページ・ビルダーを使用されている方が圧倒的に多かったです💦

それにしてもver21まで出てるってすごいですね😅

続きましては「テキストエディタ」を紹介していきます
テキストエディタといえば、Windowsの「メモ帳」、Macの「テキストエディット」が有名で
こちらでコーディングすることもできますが
一般的にWEB制作においては、HTMLの編集に便利な「HTMLエディタ」を使用することが多いです。

◆CotEditor

私が使っているMac専用の無料のテキストエディタです。
とにかく動作が軽く 起動も1〜2秒! 長い目で見た時に、やはり動作の軽さは重要な決め手の1つになります。
対応する言語もHTML、CSS、Javascript、PHPなどほぼ対応しています。
コードがカラーリングによりハイライトされるので視覚的にわかりやすいエディタです。

また、HTMLのコーディングだけでなく、ブログの原稿書きなど通常のテキストエディタとしても使いやすツールです。

◆Brackets

Adobeが提供する無料のHTMLエディタ。
初心者の方からバリバリのコーダータイプまでオススメできる拡張性のすぐれたツールです。
Chromeを利用してのライブプレビュー機能や、プラグイン機能で自分好みに合った使い方もできます。
高機能ですが動作も軽く、デフォルトで日本語対応というのもポイントかもしれません。

Adobeのツールなので、現在 Dreamweaverを使っている人は
比較的 切り替えやすいかもしれません。

最後にちょっと異色なツールもご紹介していきます

◆Muse

Adobeが提供するWEBオーサリングツール。
Museは、かなり強烈なツールで
まったくソースコードを書かずにWEBサイトを作ることができるツール。
レスポンシブサイトももちろんOK、パララックスのサイトなんかも作れちゃうというものです💦

ただMuseの場合、ソースコードが煩雑になることと、
Museで作ったサイトはMuseでしか修正できなくなる恐れがありますので
WEB制作者の方はこの手のツールはあまり使わないでしょう

デザイン重視の超絶とがったコンセプトがグッときますね👍

Museはまだ使用することはできますが、残念ながら2018年3月に新機能の開発が終了しています。

コーディングツールは様々ありますが、最終的に出来上がるソースコードは同じで
ざっくり言えば やっていることは一緒です。
しかし、細やかな仕様の違いや便利機能などによって、時間短縮につながり大きな差を生みますので
自分に合ったツールを見つけ 効率よく作業を進めたいものです。

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寒〜い場所で撮影するということ

僕は広島県の瀬戸内沿いで生まれ育ちました。
つまり、「寒さ耐性」がとても低い。

それなのにたまたま寒い場所での撮影が重なってしまった、そんなお話です。

* *

韓国ソウルでの撮影のお仕事が来たのは昨年末のこと。

・知らない街での移動は大丈夫か?
・録音は大丈夫か?

など、海外撮影で気になることはいろいろあれど、僕が一番気になったのは、寒さでした。

撮影は1月。
現地の天気予報を見ると、ちょいちょい氷点下になっている。

過去に、横浜で1月に映画撮影に参加し、あまりの寒さに身動きできなくなった経験があったので、正直ビビってしまいました。

結論から書くと、日中のソウルはそれほどでもなくやり過ごせたものの、夜は「人生で一番寒い」を経験しました。

そしてそれから2週間後、この「人生で一番寒い」記録をあっさり塗り替えることになります。

次は札幌でした。
スマートフォン動画のワークショップを開催するためです。

今回、2か所の寒い場所での撮影を通して、しっかり覚えておこうと思ったことをいくつかまとめます。

【1】機材はバッテリーが問題

 

寒い場所では、バッテリーをどうするかが最重要課題だと思います。
僕自身は検証はしていませんが、バッテリーの減りは早いと言われていますし。

・現地で充電できる体制を整えておく。
・予備バッテリーをできるかぎり用意する。
これらが必須でしょう。

ただ、海外の場合は電圧の問題もあるので、現地に合った変換器とコンセントの準備が欠かせません。
また、飛行機会社によっては、バッテリー持ち運びに制限もあったりするので注意が必要ですね。

さらに、ホテルではコンセントはよくて2ヶ所でしょう。しかし機材の充電は多岐に渡ります。タコ足コンセント・複数のUSBポートなども持参することになります。

今回は極寒と言われるレベルではありませんでしたが、氷点下でも機材だって寒いわけです。
一眼レフの電源をONにした後、起動するまでの時間がこころなしか遅い。
いや、間違いなく遅かった。

思わず懐に入れてさすってやりたくなりました。

【2】機材そのものが冷たくなる

さすってやりたい、と書きましたが、しかし屋外ではその機材そのものも冷たくなります。素手で持つのは辛いため、手袋は必須です。

しかし手袋をすると、手が滑って機材を落としやすくなるため(内側に滑り止めは付いているものの)、一眼レフはストラップを手首に絡ませ、スマホはハンドルをつけて撮影しました。

また、一眼レフもスマホもタッチパネル式です。
手袋は、タッチパネル対応のものを選んでいましたが、実際に使ってみるとなかなか反応せずに焦ることも。

結局、片手の親指や人差し指を適宜取り出してしようすることになりました。

【3】服装の温度調節が難しい

寒いからあれもこれも着込んで行け、というのはよくあるアドバイスです。
しかし、荷物はいつも機材でパンパンな上に、寒さ対策の服装はかさばるわけです。

常に着込んでおけばいいのでしょうが、移動中の車内とか、室内では暑くて仕方ない。

撮影中は背中にでっかいカメラバッグ、両手もカメラでふさがっているので、暑さ・寒さの着替えができず辛かったです。
服を脱いでも手に持てない。

服の前を開けて調節をする、くらいしかできず、これは仕方ないのでしょう。

【4】いつもの動きと勝手が違う

(1)移動に時間がかかる

札幌出身の知り合いから「とにかく足元に気をつけろ」と言われました。
持っている中で一番強そうな靴を履いて行きました。

そして、できるだけ足を上げないよう、ゆっくり歩く。

「この距離ならこのくらいの時間で歩く」という自分の尺度がまったく使えないということが分かりました。

また人間だけではなく、雪が積もっているためタクシーを使ってもゆっくりでした。
これは撮影計画にとって重要な視点です。

(2)動きがもたつく

いろんなものにぶつかったなあ、と思います。
着込みすぎて身体がいつもよりも膨れ上がっているため、幅の感覚が狂う。

それに動きがとにかくもたつきます。
カメラバッグを背中に背負うときも、もう片方の手がとどかない、とか。

耳を覆うニット帽をかぶっていたため、耳も遠くなります。

(3)思考力が低下する

あれだけ寒いと、いろんなことがどうでもよくなるんだなあと思いました。
思考力も低下してしまうので、段取りはしっかり用意することが必須。

僕はもともと、事前に決められるところは徹底的に詰めるタイプでなので、(場合によっては15分刻みの)手取り足取りメモをいつも用意しています。

当日、現場ではそのとき考えるべきことに集中したいためで、今回はこれがとても役立ちました。

* *

余談ながら、冬の札幌の地下鉄や電車は、床がいつも濡れてるなあという印象でした。
靴に雪がついてきて、車内で溶けるためです。

気持ち的に、カメラバッグを濡れた場所には置きたくありません。
腕が疲れても下に下ろせない。そんなところも勝手が違いました。

寒い場所での撮影。
機材の問題よりも、人(自分)の問題の方が多いな、と思いました。

次なる寒い撮影のために準備したいと思います。

profile〈オリカワシュウイチ〉

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えっ!?iPhoneのデータ移行が超ラクラク便利になっていた

先日、iPhoneを8から11Proに買い替えました。

機種変更をするというとやっぱりデータを移行するのが面倒なイメージが強いのではないでしょうか。私はiPhone5からiPhone8sに買い替えたときはパソコンのiTunesを使ってデータをバックアップし、パソコンを経由してデータを移行したような記憶があります。

当時はまだiPhoneのストレージ容量も小さく、パソコンを介したデータ移行も問題なくできたのですが、私が使っていたiPhone8sのストレージ容量は256GB。ノートパソコン1台しか持っていない私にとって、パソコン上にそれだけの空き容量を用意するのはほぼ不可能だったので、最新機種に買い替えたくても二の足を踏んでしまうところがありました。

ところが、このデータ移行の方法がいつの間にかものすごく便利になっていました。なんと新旧2台のiPhoneを並べて置いておくだけで、古い端末から新しい端末にデータを丸ごと移行できたのです。

さすがに256GB近いファイルを移行するのは大変で、終わるまでには2時間以上を要しました。しかし端末を置きっ放しにしておくだけで写真などのデータやアカウント設定情報、アプリなどなど、ほぼすべてのデータを移行してもらえるのですから本当に楽です。

LINEは別途アカウントの引き継ぎ設定が必要でしたが、大半のアプリは起動すると前の端末の設定がそのまま引き継がれていて、再ログインもせずに使い始められました。

また、今回はこれまで使っていたiPhone8sをauに下取りに出すことにしたのですが、データ移行の猶予期間が用意されていて、翌月末までに端末を渡せばいいということに。これなら万が一データ移行に不備が見つかっても安心です。

どうやらこの機能は2019年7月にリリースされたiOS12.4から搭載されているようですね。実際に機種変更をしないと使わない機能なので、知らなかったという方も多いのではないでしょうか。iPhoneはカメラのレンズが複数になったり、ホームボタンがなくなったり、目に見えるアップデートばかり注目されるiPhoneですが、ほかにもさまざまな部分で進化し続けていることを感じました。

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WEB制作 実は色々なソフトを使っています。

こんにちは山形のWEBデザイナー菅野です。

たまに「WEB制作ソフトって何使ってるの?」と聞かれることがあります
WEB制作をしたことが無い人や、これから自分で制作してみようかなと思っている方からの質問です。
たぶんその場合は、HTMLをコーディングするためのツール、ソフトを指していると思いますが、
実際には、WEB制作はコーディング以外にもソフトを使っています。

私の場合は、
デザインには Adobeの「イラストレーター」を使い、
画像の加工にはAdobeの「フォトショップ」を使います。
動画が必要な場合は、動画編集ソフトを使うこともあります。
そして、出来上がったデザインを基に
テキストエディタ「CotEditor」でHTMLのコーディングをしています。
最後にFTPソフトでWEBサーバーにデータをアップして公開です。

改めてみると、結構色々なソフトを使ってます💦

使うソフトは人によって様々ですが
特にコーディングツールは種類が多くて、
私の場合は、動作の軽さを重視したシンプルなテキストエディタ「CotEditor」を使用しています。
かなりの種類があるのですが、なぜこのエディタを使っているかといえば
無料で使いやすいということと、やはりMac対応というのが大きな理由です(笑)
このブログを書くときも実は「CotEditor」で書いてます

私の場合は、デザインとコーディングを明確に分けてWEB制作を進めていますが
案件の内容と進め方によっては、コーディング作業と同時にデザインを進めることも可能です。
レイアウトやサイトカラーなどを考えながらコーディングする形です。
写真のトリミングなどでも、ある程度コーディングで設定できますので
この場合は、いきなりコーディングから作業に入り
出来上がったものをブラウザを通して確認する形になります。

これはWEBテンプレートを利用してのサイト制作の場合には非常に有効だと思います。
出来上がっているものに対して、色を変えたり画像を差し替えたりなどの
比較的簡単な作業で済みますし、サイトの完成も早いです。

新規案件の場合はたぶん、デザインとコーディングは分けて進めた方が良いと思います
遠回りに感じるかもしれませんが
まずは、ページやサイト全体が見える形でデザインを確定させることで
コーディングに悩むことなく
デザインイメージ通りに作るだけの作業になりスムーズになります。

WEBサイトは、印刷物などに比べ作業工程の多いんです。
早いタイミングでデザインをしっかりと固めることで
それが指針となり、
効率良く、ブレの少ないWEB制作ができると思います。

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今年注目のPWAとは

iPhoneのホーム画面に有名な経済誌「Forbes」のアイコンが2つ?


同じアプリが同じ端末に重複する事はあり得ません。
ではこれは一体何?実はこれどちらも本物。左はアプリの、右が今回ご紹介するPWAのアイコンなのです。

スマホアプリとほとんど変わらないUI/UX

PWAは「Progressive Web Apps」の略称。2015年にGoogleが定めた、Webサイトをアプリのように表示するWEB開発仕様です。
PWAなら、ホーム画面のアイコンからスマホアプリとほとんど変わらないUI/UXでWebサイトを閲覧出来ます。アイコンにプッシュ通知が届き、キャッシュを利用したオフライン接続も可能です。
SSL化されたサイトにしか導入出来ないという制約はありますが、アプリではありませんからApp Storeなどへの審査は不要です。
また、アプリをインスールする必要がなくブラウザで見るため端末のストレージが節約でき、アプリのようにページ表示速度が速くなります。さらにはアプリとWebサイトでユーザーが分散しないのもメリットでしょう。

PWA導入の成功事例として挙げられているのが、リクルートが運営する不動産サイト「SUUMO」。ページの読み込み時間が75%減少でプッシュ通知の開封率が31%だとグーグルのサイトに書かれていました。

2015年リリースでも浸透せず

2015年にリリースされても一瞬話題になっただけで浸透しなかったのは、ブラウザによって利用できなかったものがあったのと、ブックマークやホーム画面に追加などの端末自体の機能性、利便性が向上していくなかでは、導入メリットがあまりなかったからでしょう。

今なぜPWAなのか

では今なぜ、再びPWAの導入が増え始めているのでしょうか。
それは、大手企業のモバイルサイトのアプリ化が急速に広がってきていることに関係しています。
モバイルファーストと言われているものの、大手企業においてはアプリファーストな時代へと移り変わっていく気配です。
しかしながらアプリの開発費は高く、時間も掛かりますし、App Storeなどの審査も必要で特に中小企業にとっては簡単ではありません。
そして最近、PWAが主要なブラウザ、SafariとChromeに対応した事が再注目の引き金になり、中小企業を中心に、アプリの代用としてPWAサイトが再び注目されているようです。

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タッチパネルを使わずにオーダーできるくら寿司のアプリが便利だった

最近はファミリーレストランや居酒屋など、さまざまな飲食店でタッチパネル式のオーダーシステムが導入されています。

先日、私は親や妹の家族と一緒に回転寿司チェーンの「くら寿司」に行ってきたのですが、こちらも寿司が流れている回転レーンのほかにタッチパネル式のオーダーシステムが導入されていました。

ところがくら寿司ではさらにもう1段階進化していたのです。
私たち6人がついたテーブルに用意されているタッチパネルは1台のみ。
6人で1台は効率が悪いなあと思っていたら、スマホアプリでもオーダーができるようになっていました。

タッチパネルを使わないで手元のスマホでメニューをチェックし、食べたいものをガシガシとオーダーすることができました。タッチパネルを使う順番を待つこともありませんし、誰かがタッチパネル操作係になる必要もありません。とても相性のいいシステムだなと感じました。

店側にしてみても、お客さんに「オーダーするのが面倒だからもういいや」と感じさせてしまうことがないため、人件費を削減するだけでなく客単価を上げる効果もあるかもしれません。

また、すかいらーく系列の店舗ではお客さんが座席を自由に選び、タッチパネルを使って人数を入力するようになっていました。店員の仕事はキッチンで料理を作り、完成した料理を提供し、会計をするだけ。店舗によってはセルフレジも導入されていますし、これまで飲食店で人間が当たり前のようにこなしていた仕事がどんどん機械化されているなと感じました。

飲食店でのアルバイトといえば高校生や大学生が多いイメージでしたが、少子化が問題となっているこれからの時代では、さらに機械化が加速していくことでしょう。そう遠くない未来に無人のファミリーレストランやファストフード店が誕生するかもしれませんね。

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WordPressでの多言語サイト制作

今年はオリンピックイヤー。ということで、数年前からインバウンドを意識して、多言語対応をするサイトがかなり増えました。
弊社でも一昨年、昨年とそれまでより多くの多言語サイトを制作しました。その際にWordPressでサイト構築をすることが多いため、どのように対応するのが適切か毎回慎重に検討しています。
基本的には以下の3パターンを考えています。

1.日英で別々のWordPressを立てる

例えば、
https://sample.com/
に日本語版用のWordPressを設置し、
https://sample.com/en/
に英語版用のWordPressを設置する方法です。

▼メリット
・1言語1WordPressなので、ログイン後は日本語のみのサイトを更新するのと同じ操作で更新ができる

▼デメリット
・更新する言語ごとにWordPressにログインする手間が出る
・言語が増える度にWordPressを設置する必要がある

弊社の場合はデメリットの方が大きいケースが多く、通常この方法は選択しません。
日英の管理組織が違う、もしくは更新体制が分けれていてコンテンツに差が出るのも構わない、というようなサイトであれば、この方法が適しているかもしれません。

2.1つのWordPress内にコンテンツのカテゴリを分けて管理する

通常通りにWordPressを構築し、

・お知らせ投稿に「日本語用」「英語用」「◯◯語用」というカテゴリを作成し、各言語のページには当該カテゴリの投稿のみ表示する
・固定ページについては、日本語以外のページは子ページとして作成する

という形で制作します。

▼メリット
・ログインが1回で済む
・投稿する頻度や固定ページの数が少ない場合はシンプルに管理できる

▼デメリット
・投稿一覧や固定ページの一覧に日英が混在して表示されるため、ページが増えてくると管理画面が見づらくなる
・3言語以上になると何語の投稿・ページなのか分かりづらくなってしまう

ということで、こちらのパターンはページ数が少ない場合は良いと思います。

3.多言語対応プラグインを入れる

WordPressには多言語用のプラグインが多数あります。
有名なものは以下です。

・Bogo ( https://ja.wordpress.org/plugins/bogo/
・Polylang ( https://ja.wordpress.org/plugins/bogo/
・WPML ( https://wpml.org/ja/

▼メリット
管理画面上で言語切替ができるため、投稿やページが増えても管理しやすい。プラグインによっては1つの投稿に日本語用の入力欄と英語用の入力欄が分かれているものもある。

Bogoの例

▼デメリット
・有料のものがある
・WordPressの最新版(Gutenbergエディター)の動作確認が正式にとれていないものがある

以上の3パターンの中から、弊社は「3.多言語対応プラグインを入れる」のパターンで、Bogoというプラグインを使うことが多いです。
BogoはWordPressの5系に正式には対応していないのですが、フォーラム等を見ると十分な稼働実績があり、弊社でもテストと実際の構築作業を重ねた結果、5系でもクラシックエディターを使えば問題ない、Gutenbergでもテストで不具合が出ることがあれば修正対応は可能、と判断しています。
また、プラグインの作者がContactForm7という有名なフォームのプラグインの作者で信頼性が高いため、きっと遠くないうちに5系に正式に対応してくれるだろう、という見通しを持っています。

以上です。
WordPressの多言語対応を検討されている方の参考になれば幸いです。

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シネマグラフ 5つの失敗例

こんな、一部分だけが動いてる写真を見たことありますか?

シネマグラフと呼ばれる画像ファイルで、ウェブ上で目を引くコンテンツになります。

gif形式で保存されますが、gifアニメとは見せ方が異なります。

以前、gifアニメを紹介しましたが、あちらは画面全体が動くもの。
http://wepress.web-magazine.jp/2019/10/25/5937/

シネマグラフはあくまで、一部分だけが動きます。

さて、このシネマグラフ、作り方は(慣れれば)それほど難しいものではありません。
作り方よりも、<素材・題材の見つけ方>の方に注意が必要だぞと思ったので、それについてまとめたいと思います。

* *

まず、シネマグラフの僕の作り方をざっと解説します。

撮影の様子はこんな感じ。
カメラを三脚に固定して動画を撮ります。

続いて、撮った動画をPhotoshopで加工していきます。

①Photoshopで動画ファイルを読み込む
②5秒ほどにカットし、静止したい画像を選択
③②で選択した画像をコピーし貼り付け
④③で貼り付けたレイヤーを移動させ、タイムライン場でも長さを揃える

⑤④で移動させたレイヤーにマスクをかけ、「ブラシツール」の黒で動かしたい部分を塗る
この段階で、再生するとシネマグラフができている
⑥必要に応じて解像度を変更
⑦「変換」をクリック
⑧「ループオプション:無限」を選択し、GIF形式で保存する

今回の例はPhotoshopで作成しましたが、スマホアプリもいくつか存在します。
ただ、ロゴが入ったり制限があったり有料だったりして、オススメと言えるものに出会えていません。

作り方を覚えてからシネマグラフ作りが楽しくなって、日々あれこれ作り続けた結果、いろんな発見がありました。
うまくいったもの・いかなかったものが出てきたんです。
いやむしろ、「意外とうまくいかないな」と言う結論に至ったわけです。

いくつかの例を挙げながら、僕が感じた問題点を共有したいと思います。

【失敗1】カメラが少しでも動いたらアウト

崖に打ち寄せる波がいいなと思って撮影したものをシネマグラフ化したもの。
見ていると、波や岩が不自然に上下に動いているのが分かります。

これは、スマホを手で持って撮り、映像が動いてしまったため。

★シネマグラフにする動画で必須なのは、カメラをしっかり固定すること。

当たり前だ、と思うことでしょうが、旅先などでとっさに撮りたいと思った時、「カメラをしっかり固定する」ことは意外とハードルが高い。
運良く三脚があったとしても、ちょうどいい角度にカメラを固定するのはやっぱり難しい。

【失敗2】つなぎがカクッとなると興醒め

シネマグラフは、短い動画を繰り返す構造になっていますが、繰り返す瞬間に、自然につながっているほどきれいに見えます。
上記のフィルムカメラの例だと、切り替わる瞬間に画面がパッと変わるのが分かります。

【失敗3】邪魔が入ったら台無し

よくよく見ると、恐竜のあごの下、背後に人が横切っているのが分かります。
画面が薄暗いため、撮ってる時は気づけませんでした。
しかし、ものすごい人混みの場所でしたから、完全な撮影はもともと無理だったでしょう。

【失敗4】はっきり見えないと意味がない

シネマグラフに向く素材は、「ぼんやりした形で、動きが単調に繰り返されるもの」。
だから、水ものがとてもいいです。
噴水、雨、雪、湯気など。

そう思って作ったのがこちら。熱いコーヒーの湯気を狙ったものです。

しかし、湯気が見えづらい。よーく見てようやく「あぁ」という感じ。
動きがきちんと見れなければ意味がありません。

【失敗5】動画に見えたら負け

大雪が降った日、これはシネマグラフに!と慌てて撮影しました。
動くべきものが動き、動くはずのないものが静止している。
・・・単なる動画じゃないか、とガックリきました。

もう一つ。

シネマグラフには水ものがいいとは言え、画面の中の占める割合が大きいとNGです。
これもまた、単なる動画に見えてしまいます。

* *

シネマグラフの題材に求められるのは、
「ん?何これ? 動画・・じゃない!」
と思わせるものです。

そのためには、動く部分は画面の一割か二割くらいが効果的だと思います。

また、かなり狙って撮りにいかないと厳しいでしょう。
シネマグラフ向きかどうかの「選定眼」がキモになると言えます。

例えば、

・街の雑踏の中で、一つのネオンだけが点滅している。
・女性が立ち、髪だけとか衣装だけが風に揺れている。
・公園で人々は停止、噴水だけが動いている。
・カフェでウェイターが停止、コーヒーだけが注がれ続けている。

こういった企画を練ってから準備に入る、もしくは普段から目をつけておく、という作り方が理想です。

最後に。

シネマグラフは、SNSなどでの告知や宣伝にも向いていると思います。
僕はちょこちょこ使っています。

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