「COCOA」のログを調べたら想像以上に感染者と接触していた!

ついに来ましたよ。「COCOA」の接触確認通知が。

厚生労働省が2020年6月にリリースした新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」をインストールして早2年。これまで一度も通知が届かず、ちゃんと機能しているのか怪しく思っていましたが、先日感染者との接触を告げる通知が私の元にも届きました。

とりあえず「COCOA」がちゃんと機能していることがわかって「よかった〜!」と思ってしまいましたが、私自身も感染の可能性があるということですから全然よくないですね。“第7波”、本当に感染者数が増えているんだなと実感しました。

通知の詳細を確認してみると、1日の間に陽性登録者と63分間の接触が確認されたとのことです。

幸いにも発熱などの感染が疑われるような症状はまったく出ていないので、アプリの指示通り高齢者や重症化リスクの高い人との接触を避けて過ごしています。まわりの人に気を遣った行動ができるようになるので、それだけでも「COCOA」は役に立っているんだろうなと感じました。

COCOAログチェッカーでより詳しく調べられる

2年以上「COCOA」を使ってはじめて接触通知が届きましたし、まだ一度も通知が届いていないという方も多いかと思います。でもちゃんと「COCOA」は機能していて、接触の通知こそ届かないけど記録はしっかりつけられているのです。

最近知ったのですが、エンジニアのKeisuke KAWAHARAさん(@ktansai)が開発した「COCOAログチェッカー」というツールを使用すると、「COCOA」のログを解析し、過去2週間で陽性登録者と何人接触したかを調べることができます。

COCOAログチェッカー2.0 (β)
https://cocoa-log-checker.com/

使い方は端末がiOSかAndroidかで若干異なりますが、「COCOA」からログデータを保存し、ログチェッカー上で読み込ませるだけという簡単な手順。私も試してみましたが、すぐに過去2週間分の接触データが表示されました。

なんと2週間で50件の新規陽性登録者との接触を確認。これまで一度も通知が来なかったのに、わずか2週間でこんなに接触していたなんて驚きました。

どうして「COCOA」の通知とログ解析の結果がここまで違うのかというと、それはログ自体は記録されているけど通知するまでの条件に達していないから。陽性者と約10〜30mの距離で一瞬でも接触するとログは記録されますが、1m以下の距離で15分以上接触してはじめて通知が届く仕組みになっているようです。

なので、今回のケースでいえば2週間で50回も感染リスクの高い接触があったかというと、まったくそんなことはないようです。ただ周囲にそれだけ感染者がいる環境にいたということを把握できますし、「COCOA」がちゃんと機能しているかも調べられますね。

とにもかくにも、引き続き感染リスクが高くなりそうな行動は避け、気をつけて過ごしていきたいものです。

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