いよいよ5G時代突入! ところで5Gって、何?

みなさんこんにちは。むらたてつろうです。
今年9月のラグビーワールドカップの日本開催に合わせて、NTTドコモが会場内で5Gを使ったマルチアングルの映像視聴環境を観客に提供します。
KDDIやソフトバンクも、ほぼ同時期でもサービス提供を目指しているそうです。
次世代の技術である5Gとはいったいどういう通信サービスなのでしょうか。

5Gは「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」という3つの特徴を持っています。

 目次
  • 「超高速」
  • 「超低遅延」
  • 「多数同時接続」
  • 弱点も
  • 「超高速」

    スピードは10Gbps(4Gは1Gbpsなので約10倍)といわれています。下りも762Mbpsと現在の4Gと約30倍近く速度が上がっています。
    なんと2時間の映画なら3秒でダウンロードできる速度なのです。

    「超低遅延」

    高精細なリアルタイム映像の伝送技術で、リアルタイムの通信が可能になります。
    自動運転の分野や工場におけるロボットの遠隔制御や遠隔医療も実現できます。

    「多数同時接続」

    1平方キロメートルあたり100万台の接続が可能です。
    4Gの同時接続は数千といわれているので数百倍の接続数となります。

    弱点も

    一方で5Gには電波が届きにくいという一面もあります。
    5Gは、現行の4G・LTE方式で使われる3.6GHz以下の「センチ波」に加えて「ミリ波」(26/28GHz帯、38/42GHz帯)の電波が新たに使われます。
    しかし、ミリ波は直進性が強い性質があり、また雨にも弱いという弱点もあります。これらの弱点をどのように克服するのか注目が集まっています。

    今回は5Gの特徴を大きくまとめてみました。
    全ての数字が爆発的に上がっており、何より主にスマホ用の電波だった4Gと比べて5Gは応用できる分野がとても多いです。
    そのため関連する企業や業界の注目は非常に高く、総務省「電波政策2020懇談会」によると経済効果は約50兆円といわれています。
    「交通」「製造業・オフィス」「医療」「小売」「スマートホーム」の分野だけで約45兆円の経済効果を見込んでいます。
    もちろん、来年の東京オリンピックは、通信技術面でも歴史に残るオリンピックとなりそうです。開催国として競技を盛り上げるために、どのように5Gを活用するのか注目です。

     

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