えっ!?iPhoneのデータ移行が超ラクラク便利になっていた

先日、iPhoneを8から11Proに買い替えました。

機種変更をするというとやっぱりデータを移行するのが面倒なイメージが強いのではないでしょうか。私はiPhone5からiPhone8sに買い替えたときはパソコンのiTunesを使ってデータをバックアップし、パソコンを経由してデータを移行したような記憶があります。

当時はまだiPhoneのストレージ容量も小さく、パソコンを介したデータ移行も問題なくできたのですが、私が使っていたiPhone8sのストレージ容量は256GB。ノートパソコン1台しか持っていない私にとって、パソコン上にそれだけの空き容量を用意するのはほぼ不可能だったので、最新機種に買い替えたくても二の足を踏んでしまうところがありました。

ところが、このデータ移行の方法がいつの間にかものすごく便利になっていました。なんと新旧2台のiPhoneを並べて置いておくだけで、古い端末から新しい端末にデータを丸ごと移行できたのです。

さすがに256GB近いファイルを移行するのは大変で、終わるまでには2時間以上を要しました。しかし端末を置きっ放しにしておくだけで写真などのデータやアカウント設定情報、アプリなどなど、ほぼすべてのデータを移行してもらえるのですから本当に楽です。

LINEは別途アカウントの引き継ぎ設定が必要でしたが、大半のアプリは起動すると前の端末の設定がそのまま引き継がれていて、再ログインもせずに使い始められました。

また、今回はこれまで使っていたiPhone8sをauに下取りに出すことにしたのですが、データ移行の猶予期間が用意されていて、翌月末までに端末を渡せばいいということに。これなら万が一データ移行に不備が見つかっても安心です。

どうやらこの機能は2019年7月にリリースされたiOS12.4から搭載されているようですね。実際に機種変更をしないと使わない機能なので、知らなかったという方も多いのではないでしょうか。iPhoneはカメラのレンズが複数になったり、ホームボタンがなくなったり、目に見えるアップデートばかり注目されるiPhoneですが、ほかにもさまざまな部分で進化し続けていることを感じました。

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