短縮URLは簡単に発行できて便利! しかしデメリットも?

以前に日本語の入ったURLをコピペすると英数字と記号の羅列に置き換えられ、非常に長いURLになってしまうという話を紹介しました。

日本語のURLがコピペで文字化けするときの対処法
https://wepress.web-magazine.jp/2024/04/15/20240415/

こちらの記事ではコピペをする際に文字化けさせない方法を紹介しましたが、そもそも長くなってしまったURLは“短縮URL”化させてしまうという方法もあります。

短縮URLは簡単に作れる

実は短縮URLを発行するサービスは比較的簡単に作ることができるそうで、「短縮URL」と検索するだけでたくさんのサイトを見つけられるはず。

基本的にはどのサービスでもURLを入力し、「短縮」「発行」などのボタンを押すだけで短縮URLの発行ができます。


2024年4月現在、私の環境で一番上に出てきたのは「x.gd」というそもそものURLが短くてシンプルサイト。こちらでは短縮URLを発行後、クリックされた回数を調べたり、QRコードを作ったりすることもできるようでした。

https://x.gd/

短縮URLのメリットとデメリット

短縮URLを使うと長いURLを短くすることができ、URLを覚えやすくなったり、口頭で伝えやすかったり、長いURLが改行されることでリンク切れを起こしてしまうことを防いだりと、さまざまなメリットがあります。

投稿の文字数に制限があるSNSや入力フォームなどでは、文字数の節約ができるのも便利です。

上で紹介したサービスでは簡単な解析もできましたし、使うことにメリットしかなさそうな短縮URLですが、実はちょっとしたデメリットもあることは頭に入れておいたほうがいいかもしれません。

・デメリット① リンク先の内容がわかりにくい
短縮前はドメイン名でどんなサイトなのかをある程度判別できますが、短縮URLになってしまうとそれができません。メールマガジンやグループLINEなど、不特定多数に送信する場合は短縮URLを使わずに透明性を高めたほうがいいかもしれませんね。

・デメリット② 迷惑メール判定される場合もある
短縮前のドメインがわからなくなることをいいことに、フィッシング詐欺や悪意のあるサイトへの誘導などを目的とした迷惑メールにもよく使われてます。ゆえに、メール内で使用すると迷惑メール判定を受けてしまう場合もあるようです。

・デメリット③ サービス終了→リンク切れになる
短縮URLを発行するのに使用したサービスが終了すると、発行した短縮URLがリンク切れになってしまいます。長い期間クリックされる可能性があるものは短縮しないほうが無難かもしれません。

短縮URLは便利なものですが、デメリットもしっかり頭に入れたうえで、適切なシーンで使うように心がけていきましょう。

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