近年Googleドライブを利用されている人が増えています。
オンラインでの共有が簡単で、リモートの仕事に相性が良いのも理由でしょう。
Googleドライブでは、マイクロソフトOfficeのWordに当たる「ドキュメント」、Excelに当たる「スプレッドシート」、Powerpointに当たる「スライド」が無料で使えます。
Google ドライブの機能「GAS」
単純な繰り返し業務を効率化するためにマクロを駆使してExcel使う人がいます。
使えなくても、そういう拡張機能があることをご存じの方は多いと思います。
Googleドライブにも似たような自動化処理プログラムの機能あり、Google Apps Script略してGASと言います。
自動処理を行なったり、各アプリケーションをつなげたりと、マクロやVBA同様とても便利かつ仕事時間を大幅短縮できる可能性のあるプログラム言語となっています。
弊社使用事例
GASが活きるのは、日常業務で繰り返される作業の効率化です。
弊社の場合、保守を受け持っているウェブサイトが多くあるために、ページがちゃんと表示されているか毎日自動的に確認するプログラムを作成して運用しています。
弊社が運用していないサーバーやSSL証明書もありますから、表示の不具合発生をいち早く掌握して報告することは大切です。
実際の画面を見てみましょう。
A列にお客様の名前、B列にURLを掲載しています。
C列以降はチェックの結果が出ています。
赤い文字はエラーとして、チェックが必要なページです。
赤い文字が出た時に、担当にメールが飛ぶようにしています。
プログラムを書くことに比べれば難易度は低い
全体で見ると複雑な処理に見えますが、一つ一つはシンプルな指示が並びます。
1.ページ読み込み
2.データ取得
3.列の追加・日付の取得
4.チェック
このプログラムは、エンジニアの手を借りずディレクター職のスタッフが作ったものです。
専門的な知識はある程度必要ですが、1からプログラムを書くことに比べれば難易度は低いです。
といっても、ハードル高いと思うので、何ができるかを知っておくことが大切。
プログラム自体は「クラウドソーシングサイト」で、「Google app script」と検索すれば、安価に作ってくれる人もいそうです。
もしくは、付き合いのあるWeb制作会社の人を頼ってみるのもいいと思います。
