クレジットカード情報の盗用被害が急増中! ネット利用で気をつけることは?

ネットショッピングをするときには手数料が必要な代引や、手数料も確認時間もかかる銀行振込で支払いをするよりも、クレジットカードでの決済が圧倒的に便利ですよね。

新型コロナウイルスの影響でネットショッピングをする機会が増え、クレジットカードを利用する機会も増えたという方も多いのではないでしょうか。

実はそんなクレジットカードの情報盗用による不正利用被害が急増しています。毎日新聞の記事によると、2019年の被害額は約220億円にも上るそうです。

2019年の被害額は約220億円で14年の3倍以上に達した。店舗での決済時に受け取ったカードを店員が盗み見たり、インターネット上の闇サイト(ダークウェブ)に流れた情報を悪用したりする手口が横行している。

https://mainichi.jp/articles/20200712/k00/00m/040/002000c

今回は、そんなクレジットカードの不正利用を防ぐ方法や、ネットでのカード決済時に気をつけるべきことについて紹介します。

 目次
  • 詐欺のメールに要注意
  • クレジットカード番号は慎重に取り扱う
  • 会計時・請求時の明細チェックを忘れない
  • カード情報が盗まれて不正利用されたときには
  • 詐欺のメールに要注意

    最近では、宅配業者や通販業者を装ったメールやSMS(ショートメッセージ)が増えていますが、これもクレジットカードの不正利用に繋がります。

    これらのツイートにあるようなメールは詐欺です。

    URLやボタンをタップするとログインページなどに誘導され、ここで情報を入力してしまうとIDとパスワードが盗まれてしまう可能性があるのです。

    詐欺メールと本物のメールの見分け方は以下の通りです。

    ● メールアドレスの確認(差出人が公式同じでも、メールアドレスが違う)
    ● 住所や名前など個人情報の確認(架空の住所や名前を使っていることが多い)
    ● 細かな日本語の確認(メールをよく読むと、日本語がおかしなところがある)
    ● そもそも注文や配達されるものがあったかの確認

    もしも本物かどうか見分けがつかない場合には、Googleでそれぞれのサービスの公式サイトを検索して公式サイトにログインするか、公式のアプリを利用しましょう。

    実際に筆者のもとにも、Amazonやクレジットカード会社を装った詐欺メールがいくつか届いています。参考までに紹介するので、どこが怪しいのか見分けてみてください。


    ※メルカリを装った詐欺メール


    ※セゾンカードを装った詐欺メール


    ※Amazonを装った詐欺メール

    もしこのメールを「詐欺だ」と見分けることができても、今後詐欺メールに引っかかってしまう可能性がないわけではありません。詐欺メールもさらに巧妙化してくるはずなので、どんなメールでも内容をよく確認してからURLをタップする習慣をつけましょう。

    クレジットカード番号は慎重に取り扱う

    クレジットカードの不正利用は、クレジットカードの番号と有効期限があれば簡単にできてしまいます。

    たとえばAmazonのサイトでは、クレジットカード情報としてその2つがあれば簡単に買い物ができますよね。クレジットカード情報はできる限り慎重に取り扱いましょう。

    外出先ではなるべくクレジットカード情報の入力を避けるのがおすすめです。番号をいつ誰に見られているかわかりません。

    会計時・請求時の明細チェックを忘れない

    クレジットカードで買い物をするときには、明細のダブルチェックをおすすめします。

    一度目は会計のときです。クレジットカードの明細表を見て、金額が誤っていないか確認します。もしも違う場合には、すぐに利用した店舗に問い合わせましょう。

    二度目のチェックはクレジットカードの利用明細が届いたときです。きちんと使った分が請求されているか、身に覚えのない請求がないかを確認しましょう。

    クレジットカードの利用明細は各社ペーパーレス化が進み、Webで確認できる会社がほとんどです。請求書が確認できる日をカレンダーに登録するなどして、必ず確認する習慣をつけましょう。そして万が一不正利用があった場合には、すぐにクレジットカード会社へ連絡します。

    また、クレジットカード会社によっては、カード利用時にメール通知してくれるサービスもあります。不正利用されたときにすぐ気がつきやすいので安心です。

    カード情報が盗まれて不正利用されたときには

    もしクレジットカードが不正利用された場合は、すぐにカード会社に連絡することが大切です。

    不正利用から期間が経ちすぎてしまうと、調査や補償の対象外になることもあります。多くの場合、連絡先はカードの裏面に書かれているはずです。

    また、カード会社への連絡に加えて警察に被害届を提出することも重要です。被害届を出さないと、不正利用の補償が受けられなくなってしまう可能性もあります。

    もちろん、カード会社から不正利用の確認電話が入ることもあります。カード会社から連絡が来た場合には、折り返し電話するようにしましょう。

    ここで紹介した事例以外にも、「警察官を名乗る人から電話が来てクレジットカード番号を聞かれた」という詐欺被害もあるそうです。

    カードの不正利用は他人事だと思わず、カードは慎重に取り扱いましょう。

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