ブログとは違う「note」の魅力

皆さんは「note」というウェブサービスをご存知でしょうか?

note ――つくる、つながる、とどける。
https://note.com/

公式サイトの説明によると、「note」はクリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームとのこと。

この説明だとブログとの違いがわからない人というもいるかもしれませんね。私もブログと「note」は同じようなサービスだと思っていました。

ところが実際に「note」を始めてみたところ、シンプルなデザインやコンテンツ自体を販売できる点など、ブログとは違うメリットを発見できました。

今回は実際にnoteを使ってみて私が感じた魅力をご紹介します。

記事を書くことに集中できるデザイン

まず、「note」は編集画面が非常にすっきりしている点が印象的です。

例えば「はてなブログ」の編集画面は画面上の編集バーにいろいろな装飾機能がついています。

機能が充実しているので記事のデコレーションはしやすいのですが、一方で機能が多すぎて記事を書くことに集中できない場合もあります。

これに対し、「note」の編集画面はすごくシンプル。サービスの名前の通り、真っ白なノートに文章を書くイメージです。

気軽にコンテンツを販売することができる

そして「note」の大きな魅力が、執筆したコンテンツを販売できる有料記事の存在です。

もちろん一般的なブログでも収益をあげることができますが、「note」で収益をあげる方法とはまったく異なります。

ここで「note」の有料記事とブログ収益化の方法と比べてみましょう。

ブログで収益をあげる場合、特定の商品を宣伝して商品が売れたり、バナーをクリックしてもらうことでお金をもらう「アフィリエイト(広告収入)」型がメジャーです。

一方、「note」ではユーザーが「読みたい」と思った記事そのものに対してお金が支払われます。本屋さんで本を買うのと同じですね。

まず記事を書いたら、記事の投稿画面で「販売設定」を有料にするだけ。それだけで有料記事を販売することができるようになります。

たとえ売上が少なかったとしても、オリジナルのコンテンツがネット上で売れた、ファンがついてくれたという体験は非常に嬉しいものだと思います。

ほかにも投げ銭システムがあり、「自分の書いたものに対してファンが直接対価を払ってくれる構造」になっています。

自分が執筆したコンテンツをオンラインで販売するには「電子書籍」という方法もありますが、「note」の場合は電子書籍を出す以上に手続きが簡単です。

ブログよりも良質なコンテンツが集まりやすい環境

「note」ではオリジナルのコンテンツを簡単に販売できる一方で、アフィリエイトによる収益化は難しくなっています。なぜなら「note」に対応しているアフィリエイトサービスが少ないから。アフィリエイトをしたいのなら、通常のブログサービスを選んだほうが無難でしょう。

ただし、アフィリエイト目的のブログだとどうしても商品に合わせたり、訪問者のペルソナにターゲットを絞ったりしてしまう傾向があります。商品がどうしたら売れるかを考えて記事を書くため、だんだんブログの更新が面白くなくなってきてしまう方は多いはずです。

これはブログを読む立場から考えても同じで、「この記事は商品を売るために書かれているな」というのが見えてしまうと、やはりつまらなく感じてしまうものではないでしょうか。

逆に自分の作ったコンテンツそのものが「商品」となる「note」では、趣味全開の記事や専門的なジャンルなど、「自分にとって価値がある」と思ったコンテンツを好きなように発信して収益化を目指せます。

また、アフィリエイト目的で書かれた記事が少ないため、良質な記事にめぐり逢いやすい環境になっているとも言えるはず。自分の日記を有料販売しているような人もいる一方で、かなり専門的な記事や教材などをフリーランスの立場で発信している人がいて興味深いですよ。

なお、「note」の基本機能は無料で利用でき、広告が表示されることもありません。

ブログ以上に自由にコンテンツを発信できる「note」。一度利用してみてはいかがでしょうか。

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