先週はセンター試験が全国で行われました。
合格祈願と言えば絵馬。絵馬は願い事と共に、名前や住所をはっきり書いたほうが良いと言われてきましたが、今はもう個人情報を書いていいかちょっと気になります。
そこで目にしたのが、最近は神社が絵馬用の目隠しシールを用意しており、利用する人も多い、という新聞記事。他の人の絵馬の内容や写真を面白がってSNSで拡散しているという事例もあり、それを防ぐための神社側による対策だそう。
参考:NEWSポストセブン/SNSで画像公開が影響、神社の絵馬に個人情報保護シール登場
この話題には、「絵馬に貼る“神のみぞシール”が画期的!」「絵馬にシールは必要なのか」など、ネット上で議論が沸騰していました。
見ず知らずの人の絵馬に書いてあるお願い事がつい目に入ってしまって、心の中で「頑張れ」と応援することはあるにしても、その写真を撮ってSNSで投稿という行為は許されません。
SNS各社のガイドライン
さて、誰もが気軽に使えるSNSだからこそ、その使い方については節度を持ちたいものですが、運営側としてこのような問題にはどう対処しているのか、この機会にSNS各社のガイドラインのページを読んでみました。
ルールに反した場合は「当該内容の非表示やアカウントの利用停止(一時または永久)」などの処置を行うようです。
快適・安全に人々が自由に自己表現できる場を提供したいというポリシーとそのためのルールが明記されています。本人の許可なく撮影された画像や動画の投稿、共有は禁止。
肯定的で多様なコミュニティを育て、他のメンバーを尊重するため、個人の誹謗や名誉毀損を意図したコンテンツは禁止。
ガイドラインを読んで初めて、Twitterやinstagramは13歳未満の利用はできないこと、LINEでは18歳未満や年齢認証を行わない利用者はLINE IDの検索機能を制限されていることを知りました。
LINEでは保護者向けのページがあり、独自のワークショップ教材までも用意していることに驚きました。
出会い系やいじめなどSNSの危険性については、子どもをもつ一母親として認識してはいましたが、運営側でもトラブル回避にむけてきちんと対策をし、発信もしているのですね。
市が運営しているサイト
小学生ながら「スマホが欲しい」とねだる我が子ときちんと向かい合うためにも、何か身近で学べるものがないかと思い、調べてみたのがこちら。
スマートフォンを安全に楽しむために児童生徒が必要な知識を学ぶことができるサイトとして、分かりやすくまとめられています。子どもがいる家庭では、こうしたサイト使って、今一度マナーや起こりうるトラブルについて親子で学んでみるのもいいかもしれませんね。