プレゼンテーションや提案資料を作るのにはMicrosoftのPowerpointやGoogleスライドなどのサービスがよく使われています。パソコンを使うのは得意じゃないという人や、Webのことは全然詳しくないという人も、これらのソフトを使う機会はあるのではないでしょうか。
そんな広く知られているプレゼンテーションツールを使って作ったファイルをアップロードすると、そのままWebサイトとして構築してくれるというサービス「Slideflow」が発表され、注目を集めています。
Slideflow
https://www.slideflow.me/jp
こちらはまだサービスが始まっておらず、事前登録を受け付けている状況です。
サイトを開いて画面を下にスクロールしてみると、表示がPowerpointの画面のように切り替わる演出が。このようにPowerpointで作ったファイルをWebサイトとして公開できるよ、ということを示しているのでしょう。
PowerpointではHTML形式でファイルを書き出すこともできますが、さすがにそのままWebサイトとして公開できるようなクオリティではありません。しかし「Slideflow」ではレイヤーを判定して自動でHTMLとCSSのコーディングをおこなうことができ、リンクやエフェクトを設定するだけで最速5分でサイトを作れるとされています。
「Slideflow」を発表したのは東京に拠点を置くスタートアップ企業の株式会社YAGOCORO。来年1月のサービスローンチが見込まれていて、基本的には無料でサービスを利用できるとされていますが、サブスク型の月額プランも用意されるとも報じられているため、無料版は機能がある程度制限された状態になることが予想されています。
どのくらいの精度に仕上がっているのかは発表されてみないとわかりませんが、無料である程度利用できるのであれば、急ぎで仮のウェブサイトを作りたいときにも便利そうですし、プレゼン資料をそのままWebサイトとして使い回すこともできそうです。今後の展開に注目したいと思います。