インターネット上には数々のニュースサイトがありますが、ポータル系ニュースアプリの利用率ではYahoo!ニュースがダントツで1位という結果が出ているようです。
ICT総研では2020年4月13~15日にモバイルニュースアプリの利用実態について、インターネットユーザー 4,102人にWebアンケート調査を実施した。
アンケート回答者の中で主に利用されているポータル系ニュースアプリは、Yahoo!ニュース(アプリ版)が39.8%でトップとなった。利用率2位はスマートニュース(21.4%)、以下LINE NEWS(17.9%)、Googleニュース(16.6%)、グノシー(14.6%)と続いた。
2020年 モバイルニュースアプリ市場動向調査|ZDNet Japan
https://japan.zdnet.com/release/30438090/
そのYahoo!ニュースには記事ごとにコメント欄があり、ユーザー同士で意見を交わすことができるという大きな特徴があります。
コメントから記事の主張とは違う多様な意見があることに気づけたり、新たな視点を知ることができたり、有意義なことも多いのですが、同時に記事によっては誹謗中傷や人権侵害、差別にあたる投稿が多く寄せられることも問題視されてきました。
そんな状況を受けてYahoo!ニュースはコメント欄の健全化に向けた取り組みを強化していくことを表明し、その取り組みのひとつとして「コメント欄を自動的に非表示とする機能」を導入。すでに実装され、コメント欄がいわゆる炎上状態になった記事はコメント欄が閉鎖されるようになりました。
このコメント欄を閉鎖する仕組みはAIを活用しているそうで、専門チームがパトロールをおこなった結果を正解データとして学習し、その判断をAIで再現。投稿されたコメントをAIが点数化し、誤削除の可能性が極めて低いと考えられる基準値以上のコメントを自動削除しているそうです。
そして自動削除されるようなポリシー違反のコメントが一定数を超えた場合、コメント欄が自動的に閉鎖されるという仕組みになっているようです。
画像引用元
記事単位でコメント欄を自動的に非表示とする機能の導入について|Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/newshack/information/20211019.html