【実践紹介】動画にマッチしたBGMを探そう Artlist編

前々回、前回に引き続き、この短い動画にあったBGMを探してみたいと思います。

今回はArtlist編。

ジャンルから探す

Premium Beatは音楽ジャンルの選択肢が豊富で、ジャンルにサブジャンルを重ねて音楽を絞っていく使い方が便利でした。Motion ArrayはPremium Beatのように細かいジャンルの分類はありませんが、その分迷わず選びやすいとも言え、キーワード検索の結果を大まかなジャンル、ムードで絞り込んで音楽を選びました。

Artlistは音楽ジャンルだけでなく、「ジャンル」「楽器」「ムード」「動画のテーマ」という分類から選択することができ、さらに各々サブジャンル、カテゴリーがたくさんあります。よほど明確な音楽が念頭にない限り、これらの分類を重ねて音楽を探すのは難しいと思いました。分類が細かい方が使いやすいかというと、そうでもない。

「動画のテーマ」サブカテゴリー一覧

New AI Search

Artlistのキーワード検索窓には “New AI Search” と書いてあります。
従来のカテゴリーやキーワードを元にする検索より、きっとAIの補助が入ってスマートなのだと思います。前回は動画の場面を描写したキーワード「Kids」「Running」で検索しましたが、今回はこれまでとは違ったキーワードを試してみました。
今朝Spotifyで聴いたイギリスのユニット、ケミカルブラザーズの「Block Rockin’ Beats」で検索してみて、イメージが近いロックが効いたダンスミュージックを探し出せるか?という試みです。
一番上に出てきた曲がこれでした。
“Break It Down”
https://artlist.io/royalty-free-music/song/break-it-down/129526
なるほど、少しBlock Rockin’ Beats 味が感じられる。AIの介在をなんとなく感じました。

“Break It Down”のジャンル、カテゴリー。ジャンルやカテゴリーが分からなくてもイメージする曲のタイトルから検索できる

そもそも編集が必要

“Break It Down” と動画を合わせてみると、合わないこともないな、と。

合わないこともないけど、より音楽と画を合わせるために少しだけ編集しました。11秒からが編集を入れた箇所で、より音楽と合っていると思います(思いませんか?)。

音楽をBGMと捉えたら音楽は画を盛り上げる要素になっていればいいわけですが、エドガー・ライト監督みたいな編集をしたかったら、やっぱり音楽に合わせた編集が必要です。

AIボイスオーバー

ArtlistでおもしろいのはAIボイスオーバーの機能です。文字を打ち込めばAI音声のナレーションが生成されるもので、現在13ヶ国語に対応しているようです。ナレーションの速度、ナレーターの性別、声のトーン(普通、喜、怒、哀、楽、驚)を選択できます。最も精度が高そうなのはやはり英語ナレーションで、こちらは米、英、濠、印のアクセントまで選択できます。

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