ロケハンの実際

ロケハンという言葉は、聞いたことがあると思います。
ロケーション・ハンティングの略です。
wikipediaには「映画やテレビの制作において、主に屋外のロケ地を探すこと」とありますが、私の職場でもよく使われる言葉で、実際には wikipedia に書いてあるより広い意味で使っています。
「ロケハンに行ってきます!」って頻繁に使います。

私の会社は、ポスターなどのグラフィックデザインやWeb、映像の制作の他、イベント運営なども行っています。
映画もテレビも制作しませんが、スチールでもムービーでも撮影準備のロケハンを行い、イベント運営のための会場のロケハンも行います。

かなり重要。撮影準備のためのロケハン

撮影場所候補を探すロケハンも、その場所が適しているか詳しく探るロケハンもある。指定された場所で行うロケハンもあります。

場所が決まったら、撮影内容によってさまざまなチェックポイントを確認します。光の向き。映りこんで欲しくない背景の確認。本番の時間帯での人通りなど。
ムービーなら環境音の確認も必要だし、屋内なら、案外エアコンの音や外から聞こえてしまうクルマの音だったりも確認しなくてはなりません。

撮影リハーサルも

その他、たとえばスポーツ選手の撮影では、撮影リハーサルも含めてロケハンを行います。
スポーツ選手の場合、チームの練習場で、練習直後の限られた時間を指定されることが多いので、そういう場合は、別の場所でロケハンを行うことがあります。
本番と環境の似た場所を見つけて、カメラマンやデザイナーを交えてリハーサル撮影を行うこともあります。

選手にどうやって走ってもらえば良い写真が撮れそうか。
選手とカメラの距離。レンズの選択も。
選手の良い表情を引き出すための工夫。
適した機材を探るのもそうです。
綿密なロケハンが作品の出来に直結することは、経験上確かです。

初めてのイベントも必ずロケハンが必要

イベントの場合も、事前に何度か会場に足を運びます。
本番当日の参加者や関係者の動きを想像して、導線に無理はないかなどを考えます。
ロケハンなしには当日のスケジュールが描けないことも多いですし、やはり綿密なロケハンがイベント成功のカギです。
私の仕事の範囲での「ロケハン」について紹介しました。

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