「ブルーライト」とは目に見える青い光のことで、LEDを使用したパソコンやスマートフォン、テレビなどの液晶画面から多く放射されています。
目に見える光(可視光線)のなかでもブルーライトはエネルギーが強く、散乱しやすいという性質があり、眩しさやちらつきにつながります。その結果、目に負担がかかるとされているのです。
ブルーライト対策をいろいろ試してみた
実はブルーライトによる目の健康被害については、明確な医療的根拠はないとする説もあります。
とはいえ、私自身はブルーライトカット商品を使うことで、パソコンの光が抑えられたように感じました。あくまで個人の感覚になりますが、目への刺激が抑えられて楽になったと思います。
ブルーライトをカットする商品にはさまざまなものがあります。今回は、私が過去に使ったことがある3つのブルーライト対策商品「ソフト」「メガネ」「シート」について、実際に使った感想を比較しながらまとめてみました。
ブルーライトカットシート
最初に使ったのは「ブルーライトカットシート」です。なぜ最初にこちらを選んだのかというと、ただパソコン購入の無料特典としてついていたから……なんです。
パソコンの画面にペタッと張り付けるだけで使えて、設定などは必要ありません。購入してもそんなに高くないですし、簡単にブルーライト対策ができます。
ただし、使い続けていると表面が汚れてきてしまうのが難点です。
しばらく使っていましたが、パソコンの買い替えで画面の大きさが変わったときにサイズが合わなくなり、また別のブルーライト対策をとることになりました。
ブルーライトカットソフト
次にブルーライト対策を考えた時期はスマホの使用頻度が上がっていた時期でもあり、できればスマホのブルーライト対策もしたいと考えていました。
そこで候補に上がったのが「ブルーライトカットソフト」です。
スマホとパソコン両方に使えて広告などが表示されないものを、と考え、ソースネクスト社の「超ブルーライト削減」を購入しました。
このソフトを使うと、画面全体にカラーフィルターがかかったような感じになり、光が抑えられます。
また、カラーフィルターの色は、黄色、赤、緑、灰色から選ぶことができ、ONとOFFを簡単に切り替えられるのも便利でした。
ただし、日常的に使う分には便利でも、パソコンの買い換え時やスマホの機種変更時の設定変更が面倒で、また別のブルーライト対策を取り入れました。
ブルーライトカットメガネ
続いて取り入れたのが「ブルーライトカットメガネ」です。
ある日、今まで使っていたメガネの度数が合わなくなりメガネ屋さんへ。そこで、メガネ自体にブルーライトカット機能を付けたらどうだろうと思い立ったのです。
ブルーライトカットメガネを付けていれば、職場で使うパソコンやタブレットなど、個人的には設定をいじれない端末に対しても対策ができます。
このブルーライトカットメガネは現在も使用しており、個人的には、今のブルーライトカットメガネによる対策が一番楽です。パソコンやスマホごとに何か設定する必要はないですし、どの端末に対してもブルーライト対策ができます。
ただし、費用もそれなりにかかります。日常的にメガネをかけていない人や、新しくメガネを作る機会がない人にとっては、この方法は難しいのではないでしょうか。
まとめ
いずれの対策も効果を感じることができ、目が楽になったように感じましたが、人それぞれ合う対策が違うように感じました。
対策に費用をかけたくない、簡単に対策したいという人にはブルーライトカットシートがお勧めです。
いろいろ細かく設定したい、複数端末にブルーライトカット対策をしたいという人ならソフトを使うとよいでしょう。
多少お金がかかっても、あらゆる環境でブルーライト対策をしたいのならブルーライトカットメガネがベストだと思います。