先日、ウェプレスで「Inkscape(インクスケープ)」というフリーソフトが「Adobe Illustrator」の代わりとしても使えて便利だという記事を掲載しました。
Illustratorが高すぎる!そんな人に伝えたい「Inkscape」の魅力
https://wepress.web-magazine.jp/2022/01/19/20210119/
InkscapeはIllustratorと同じベクター形式の画像を作成できるソフト。完全に代用がきくというわけではありませんが、無料で使える便利なソフトです。
実はこちらの記事を掲載したのとほぼ同タイミングで、Twitterではこんな投稿が注目を集めていました。
同じ事をフリーソフトでやりたい場合 pic.twitter.com/hXkvsFjyht
— 麹 (@oryzae1824) January 18, 2022
こちらの投稿では「同じことをフリーソフトでやりたい場合」として、さまざまなフリーソフトを一覧で紹介。先ほどの記事で紹介したIllustratorはInkscapeで代用できるという例のほか、Adobe社の“普通に使ったら高いけど、クリエイティブには欠かせないソフト”のフリーソフトでの代用例が掲載され、たくさんの共感を集めていました。
この投稿で紹介されたフリーソフトをざっくりと紹介していきます。Adobe製品を導入したい、試してみたいけど、予算的に厳しいという方はまず以下のフリーソフトを触ってみるといいかもしれません。
Gimp
https://www.gimp.org/
Gimpはオープンソースで開発されている画像処理ソフトで、レイヤー機能やエフェクト機能を始め、「Adobe Photoshop」にも引けをとらない多機能が搭載されています。PhotoshopのPSDデータを取り扱うことも可能です。
Inkscape
https://inkscape.org/ja/
Inkscapeもオープンソースで開発されている画像編集ソフトです。
NATRON
https://natrongithub.github.io/
モーショングラフィックや映像のデジタル合成など、さまざまな映像表現ができる「Adobe After Effects」の代用として紹介されていたのは「Natron」というソフト。初心者が使いこなすには難易度が高いと言われますが、フリーソフトでこんな映像が作れるのかと驚かされます。
DAVINCI RESOLVE
https://www.blackmagicdesign.com/jp/
動画編集ソフトの定番「Adobe Premiere Pro」の代用品としては「DAVINCI RESOLVE」が紹介されていました。こちらは有償版もありますが、無償版でも無期限で利用でき、アップロードも無料。商用利用もOKであり、よほど高度な動画を作る目的でなければ十分すぎるほど。日本語のチュートリアル動画も公開されています。
Figma
https://www.figma.com/
WebサイトやアプリのUI/UXデザインに使用される「Adobe XD」の代用品として紹介されていたのは「Figma」というサービス。ブラウザ上で簡単にデザインができて便利なので、最近はこちらを活用するWebデザイナーさんも増えている印象です。利用者が多いので、使い方を解説するブログや動画も数多く投稿されています。
Blender
https://blender.jp/
「Blender」では3DCGアニメーションを作ることができます。「CINEMA 4D」や「3DX Max」といった有料3DCG制作ソフトにも負けない機能を搭載。こちらも世界中にユーザーがいるため、チュートリアルの記事や動画が充実しています。