ホワイトボードアニメーションについて調べてみた

「ホワイトボードアニメーション」と聞いてすぐにピンとくるでしょうか?

ホワイトボードにペンで早回しでイラストを描くスタイルの動画のこと。

ああ、見たことある、という人もいるでしょう。
この「ホワイトボードアニメーション」は次のようなメリットがあると思います。

<メリット>
・興味を持ってもらいやすい
・早送りだから目が離せない
・撮影が不要(顔出しが不要)

他にも、「手描きアニメーション」とか「ビジネスアニメ」とか「アニメーション動画」、「WEBTOON(ウェブトゥーン)」など、呼び方もいろいろあるようです。
※厳密にはそれぞれ少しずつ違った定義があるようですが。

普段、絵コンテを多用する僕としては、前から気になっている存在でした。

ちょこちょこ調べているうちに、僕のフェイスブックのタイムラインは、様々な「ホワイトボードアニメーションのツール」の広告が頻繁に出るようになりました。

そう、似たようなツールがたくさんあるんです。
つまりそこには、市場があるということ。

今回は、どんなツールがあるのか、どんなことができるのか、についてざっとまとめてみました。

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ホワイトボードアニメーションの全体像
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登場人物が多いので、一度全体像をまとめておきます。

ホワイトボードアニメーションを作るには、大きく2つの方法があります。
専用ソフトを使うか、自分で撮るか、です。

まず話が早い方、つまり「自分で撮る」方から。

ホワイトボードアニメーションを作る方法その1:自分で撮る

これはシンプルですね。
自分でホワイトボードやiPadなどに手描きする様子を俯瞰で撮って、あとで早送り編集する。

ただこれを「アニメーション」と呼ぶのかどうか怪しいのと、自分で描けるならホワイトボードアニメーションのツールを探したりしないだろう、とも思います。

というわけで、二つ目の「専用ソフト」の話になります。

ホワイトボードアニメーションを作る方法その2:専用ソフトを使う

僕の調べで、特に目についた4種類を取り上げました。
細かい機能の解説が目的ではないので、個人的に気になった部分をまとめています。
※料金も変わる可能性があるため、なんとなくでご理解ください。

まず、共通点は、次のものです。
・人や図形などの素材がたくさん用意されていて、それらを組み合わせて作成できる。
・描く手(実写)も、用意されている。
・オリジナルのイラストを読み込んだりできるものもある。

そのため、絵が描けない人でも、好きなようにアニメーション動画を作ることができそうです。

では、その他どんな違いがあるのでしょうか。

1)Vyond(ビヨンド)
https://animedemo.com/

ホワイトボードアニメーションの他にも、絵だけが動く本当のアニメのようなタイプの動画も作れたりします。
料金は年間15万円ほか。
調べた中で最も高額でした。
日本の公式パートナーがいたりと日本での販売に熱心な印象です。

2)videoscribe
https://www.videoscribe.co/en

ビジネスのプレゼンテーション動画として開発された、とのこと。
教養系のYouTube系の動画で使われていることが多いみたいです。
料金は年間$168など。

3)doodly
https://www.doodly.com/

これぞホワイトボードアニメーション!というようなツールですね。
月額$39

4)Toonly
https://www.toonly.com/

しばらく、doodlyと同じツールかと勘違いしていたくらい似ています。
料金も同じく月額$39だし。
こちらはフルカラーなのが特徴でしょうか。

以上4つまとめました。

・日本語対応しているかどうか

で、好みが分かれそうです。
また、日本語が入れられないものもあるようなので、注意ですね。
※こういうことはやがて解決しそうですが。

その他、
・素材の種類やカスタマイズ方法
・使い勝手
あたりが違いになるでしょうが、これはそれぞれ体験版で確かめるしかありませんね。

4種類の中では、Vyond(ビヨンド)が圧倒的に高いですが、機能的にも一番豊富かなと感じました。
まあ、公式パートナーがいて、日本語による情報量(サイトもYouTubeも)が多いのもあるかもしれません。

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いい点・いまいちな点
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ホワイトボードアニメーションそのものについての私見です。

<いいと思うところ>

◎ 目を引くのは事実かもしれない
実際、僕自身が前々から気になって調べようとしたくらいですから。
早回しでイラストができあがっていくので、つい見ちゃう、というのもありますね。

◎ 情報を伝える、という点において活用場面は多そう
YouTubeの教養動画などで活用されているのは、とてもうなづけます。
伝えたい内容が大事であり、人の顔が邪魔をしないので。

◎ 顔出し不要で慣れれば量産できる
モノがないサービスや、声とアニメで説明ができるサービスなどには向いているかもしれません。
実際の撮影が無い分、早く、時間帯を問わず作れます。

◎ 比較的かんたんに使いこなせそう
テンプレートや素材が揃っているので、すぐに使いこなせそうです。
映像専用のパワーポイント、という印象を受けました。

<いまいちな点>

△ 絵のタッチが外国過ぎる
元々入っているイラスト素材は、どうしても海の向こうを感じさせます。
自分でイラストが描ける人なら、どんどんカスタマイズができますね。

△ かなり使い倒さないと元がとれない??
それなりの費用がかかるため、ある程度の本数作ることが想定される人向きでしょうか。
一つ二つだけ作ったらもういい、という場合は、月額提供のツールを使うしかありませんね。

△ 使う人が増えると差別化が難しいかも
手軽に作れるのはいいことだと思いますが、似た素材を使った動画が並ぶと、違いがほぼなくなりますね。
何度も目にしていると、「またこのタイプか・・」となるかもしれません。

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最後に
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結局は、企画・シナリオが肝ですね。

動画だろうとアニメーションだろうと、簡単に表現できるツールはいっぱいありますし、これからも登場するでしょう。

よりリアルな、3Dアバターを使った動画づくりも見かけます。
Adobe Character AnimatorやAvatar builderなんてツールもあります。

どれを使おうと使うまいと、「見せ方・ストーリー」に力を入れるという本質は変わらないのだと思います。

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