YouTubeには大人に向けた動画がたくさんありますが、ターゲットを子供に絞ったYouTubeコンテンツも多くあり、さらには子供のYouTuberもたくさんいることはご存知でしょうか。
もちろん子供のYouTuberといっても、シナリオ作りや動画編集は親がやっていることがほとんどのようですが、この子供向けYouTubeコンテンツ、実は大人というか小さな子供を持つ親にとってもすごく便利なものなのです。
本記事では、子供向けYouTubeコンテンツをいろいろと実際に子供に見せてみた体験を踏まえて、おすすめのコンテンツや利用してみての注意点などを紹介します。
実体験から言える「こんな時に便利」
子供向けYouTubeコンテンツは大人が見て楽しむこともできますが、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、子供を静かにさせることができてとても便利です。
例えば、外食で注文した料理が運ばれてくるのを待つ間、お家で両親が家事で手が離せないときに。学習系コンテンツなら長期休みの家庭での学習時間づくりに。
子供にYouTubeを見せておいて、大人は他のことをする時間を作ることができます。
小学校低学年の女児に人気の子供向けYouTubeコンテンツ
それでは実体験をもとに、小学校低学年の女児に人気だったYouTubeコンテンツをいくつか紹介します。
DIY系
■こうじょうちょー
お姉さん(子供たちから見て)が前面に出て、DIYや可愛いおもちゃレビューをする動画コンテンツ。きっと自分でもやってみたくなるDIYがたくさん。
■ひまほちゃん
粘土等を使ってリカちゃん人形の服装を見事なクオリティで作り上げます。製作者は動画には登場せず、リカちゃんとその仲間たちにアテレコした動画です。
子供YouTuber系
■Kan & Aki’s CHANNELかんあきチャンネル
子供YouTuberの元祖ともいえる、「かんな」「あきら」とその兄弟が登場し、いろんな遊び、おもちゃやお菓子のレビュー、ゲーム実況や日常Vlogなどのコンテンツが楽しめます。YouTubeが主催するイベントにも登場しているようです。
■HIMAWARIちゃんねる
登場時8歳と6歳だった「まーちゃん」と「おーちゃん」を中心に、その家族で作っているファミリー向け動画コンテンツ。菓子、おもちゃの紹介、季節のイベント、ドッキリなどや、他のYouTuberとのコラボも盛んです。
みんな大好き
■HikakinTV
みんなが知ってるYouTuberといえばヒカキンですよね。ヒカキンがレビューしたり、ゲームしたり、歌ったり、食べたり。あらゆることで楽しませてくれます。
■SeikinTV
ヒカキンのお兄さんのセイキンも人気者。ヒカキン同様ジャンルを問わず、つまりはなんでも面白そうなことはやってみるというスタイルです。
子供向けYouTubeコンテンツの注意点
YouTubeは子供にとっても楽しいコンテンツが多く、時間を忘れさせるサービスです。
しかしながら、我々親の世代が子供のときに大人によく言われた「テレビばっかり見てると馬鹿になるよ」とまったく同じ状況がYouTubeでも起こっています。
子供にYouTubeを見せるにあたって、いくつか気をつけておきたいポイントを紹介します。
1. 子供がYouTube依存にならないように気をつける
子供がYouTubeに依存してしまわないように適度に利用することを心がけましょう。
大人でもYouTubeを見ていると一日がすぐ過ぎてしまいます。子供に直接YouTubeの操作をさせると延々見てしまうので、時間を区切るなど工夫して利用させましょう。
2. 見せていいYouTuberを大人が判断する
YouTubeは自由にコンテンツをアップロードできることが大きな特徴であり、それがコンテンツの多様化が進んだ理由でもありますが、その反面チェックはあまりされていないとも言えます。
もっとはっきり言えば、教育上有害なコンテンツがアップロードされている場合もあります。
大人も見るようなYouTuberは過激な行動をしがちです。子供向けだからといって安心して見せていたら、食べ物を使って遊んでいる、子供に大金を渡して買物させるなど、真似させたくない行動をしているコンテンツに当たったこともあります。
子供に見せる前にコンテンツの内容を大人の目で確認し、親から見て教育的に好ましいラインを上手に引いてあげてください。
3.子供が新製品をほしがってしまう
子供向けのYouTubeコンテンツはテレビより親近感があるためか、動画内で扱われるおもちゃ、お菓子などは「買って~」とおねだりされる多いです。
YouTuberのように新製品をどんどん購入することは普通の家庭ではできないですし、倫理的にも問題を感じます。子供にお金の大切さ、物を買うということについて話す機会を設けましょう。
これらのポイントを気をつけるためにも、家でYouTubeを見る場合はスマホ端末などではなく、TVのような大型ディスプレイで見られるようにすることをオススメします。目の健康のため、子供が何を見ているかをチェックできるなどの面で安心です。