WordPress(ワードプレス)は2種類あります。その違いやメリットは?

WordPress(ワードプレス)は2種類あります。その違いやメリットは?

WordPressという名前はウェブに少しでも関わりがある人で知らない人はいないと言われるほど有名です。ウェブサイトを見ると、毎日50000ものサイトがワードプレスを利用して作られているようです。(2017年4月20日時点)
また、全ウェブサイトの26%がワードプレスで作られているとも。

英国のインターネット調査企業2であるネットクラフト社の2016年3月の調査によると、世界のサイト数が10億を突破したという記事があるので、ワードプレスのサイトだけで2億6,000万のサイトがあるということですね。

ワードプレスという名前は知っていても何なのかよくわからないという方も多いと思います。
ワードプレスはAUTOMATIC社が作ったCMSです。
CMSはContent Management Systemの略で、HTMLやCSSの知識が無くてもサイトを更新できる仕組みです。

タイトルに戻りますが、ワードプレスは2種類あります。
Wordpress.orgと
Wordpress.comです。
日本で一般的にワードプレスと言われているのはWordpress.orgからダウンロードして使います。
カスタマイズのしやすさ、豊富なデザインテーマやプラグイン(追加機能)を使えるので、省力でパワフルなサイトを作れます。

ただし、デメリットとして、適切な保守・更新をしていないとウイルスに侵入されたり、他人が作ったプラグインを使うので、プラグインの更新がされなくなると使えない等の問題があります。
ちなみに、Wordpress.orgからのダウンロード自体は無料で出来るので、ワードプレスでのサイト制作は無料と思われる事も多いのですが、制作には専門知識が必要ですし、サーバーやドメインは自分で用意しなくてはいけません。

ではもう一方のWordpress.comは何かというと、サーバーのレンタルが不要かつブラウザでの操作だけでサイト(ブログ)を作れる仕組みです。無料プランから月額数千円のプランまで、用途に応じて使う事が出来ます。
こちらはAUTOMATIC社が管理しているためウイルス侵入のリスクは圧倒的に少ないです。ただ、使用できるデザインテーマやプラグインには制限があるので、自由なサイト制作は出来なくなります。

どちらを使うべきかの判断目安は以下の通り

■Wordpress.com
・かんたんに始めたい。
・デザインはオリジナルではなく、デザインテーマをベースにカスタマイズする程度
・ウイルスのリスクは避けたい

■Wordpress.org
・カスタマイズしたい
・デザインはオリジナルなものを作りたい
・サイトリニューアルでWordpressを使いたい
・保守に手間か費用をかけても良い

どちらを導入すべきかの判断は難しいと思いますので、ウェブに詳しい知り合いに聞いてみてください。

余談ですが、orgの呼称は「オルグ」が一般的です。
学生運動を連想してしまう年代の方もいらっしゃいますよね。

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