姪っ子が1歳からiPadを触っていると最初に聞いたとき、天才と思ったものですが、今となってはよくある風景になりつつあります。
ところで、なぜ、iPadでウェブサイトを見ると、パソコン用のサイトが出たり、スマートフォン用・タブレット用のサイトがでるのか気になった事はありませんか?
表示が変わるということは、判断する材料があるのです。
ひとつはuserAgent。名前が怖いですが、各端末に登録された情報を読み取って、何の端末からアクセスしているかを把握するための情報です。
例えばiPhoneならばiPhoneという情報や、アクセスした端末のiOSのバージョンやアクセスしたときに使用しているブラウザの名前やそのバージョンがサーバー側に渡されます。
要望を受けたサーバーは、端末の種類によって情報を分けて出す事が出来るのです。そのため、iPhoneとiPadでアクセスするページを分ける、という事も可能になります。
ちなみに、任天堂DSやプレイステーションなども独自のuserAgentを持っています。
そのほか、ブラウザの幅で判断する方法もあります。ブラウザ幅によってレイアウトを変更する制作方法をレスポンシブデザインと言います。
よく、レスポンシブルと言っている人がいますが、違う単語なので気をつけてくださいね。
レスポンシブは辞書で調べると「すぐ応答する」と出てきます。これはブラウザ幅に、すぐ応答する。ということですね。
レスポンシブルだと「責任」となってしまうので、意味が変わってきてしまいます。