パエリアは木曜日

スペイン料理といえばパエリアを思い浮かべる人が多いかと思います。バルセロナへ旅行に来る友人たちはみんなパエリアを食べたがります。

ところで、パエリアは木曜日って知ってますか?
近所のレストランのメニューにも”パエリア(木曜日)”と書いてあります。
※paella=パエリア Jueves =木曜日

なぜパエリアは木曜日なのか、理由を知らなかったので調べてみました。
諸説あるそうですが、一つ目はマドリードで広く知られている説。
それはかつての独裁者フランシスコ・フランコ(1892-1975)がパエリアを大好物で、木曜日には変装して食べに出かけていたから。フランコに来ても大丈夫なのように、すべてのレストランが木曜日にパエリアを出すようになり、その習慣が国中に広まったというものです。

二つ目は、木曜日はメイド(家事使用人)の休日。だから奥様たちは自分で料理をしなければならず、前日にメイドが用意してくれた材料でパエリアを作ることが多かったからというもの。

三つ目は、バレンシアの漁師や農民による習慣という説。かなり昔、木曜日は農民や漁師の休日で、彼らが集まってパエリアを楽しんでいたいうもの。パエリアは大地と海の恵みを活かした料理だったのです。

パエリアは、週末のランチに友人を家に招待して食べることが多いです。みんなで囲んで食べるパエリアは美味しさ倍増です。パエリアなど重めの料理は昼に食べることが多く、夜は昼よりも軽く食べるのがスペインの習慣です。

ちなみにパエリア(paella)のスペインでの発音は、パエジャ、パエージャ、パエーリャなどです。

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