インターネットをしていると明らかに自分の興味に合わせた広告が表示されることがありますよね。
こちらはGoogleがユーザーの行動履歴・閲覧履歴から属性や興味などを把握し、反応がありそうな広告を自動的に表示させる「パーソナライズド広告」と呼ばれるものだったりします。
参考:パーソナライズド広告とは?事例やメリット、注意点について解説|HubSpot
https://blog.hubspot.jp/marketing/personalization-advertising
調べごとをしていたら魅力的な広告が表示され、気がついたら広告元のサイトを見てしまっていた、なんていう経験は皆さまにもあるのではないでしょうか。
必要のない広告が表示されることもある
しかしこのパーソナライズド広告では、あまり必要のない広告が表示されることも多々あります。
履歴をもとに広告が表示されるため、本来は興味のないサイトをたまたま開いたことをきっかけに、そのジャンルに興味があると認識されてしまうこともしばしば。例えば求人情報サイトを開いたことをきっかけに仕事を探している人だと認識され、転職情報ばかりが表示されたりします。
また旅行サイトでツアーの予約を済ませたあと、旅行サイトのオトクなツアーの広告がたくさん表示されるようになったりもします。それ、予約する前に見たかったのに!
ほかにも、ちょっとした履歴をきっかけに不快な広告が表示されることもあるでしょう。こういったパーソナライズド広告で表示される広告ですが、実はGoogleの「マイアドセンター」というページからある程度カスタマイズすることができます。
広告をカスタマイズできる「マイアドセンター」
「マイアドセンター」では、Google検索やYouTubeなどに表示される広告を簡単にカスタマイズし、パーソナライズド広告に使われる情報を管理できます。
上で“ある程度”と書いたのは、広告表示を完全にゼロにすることはできないため。ですが、表示頻度を調整させることはできます。
設定の仕方はとても簡単。広告のジャンルが画像付きのバナーで表示され、表示頻度上げたいものは「+」を、下げたいものは「ー」のボタンを押すだけ。こちらは一度設定しておくといいかもしれません。
また、「デリケートなトピック」のタブからはアルコールやギャンブル、出会い系などの広告を制限することができます。こちらも設定オフ=表示ゼロとはならないようですが、PCやスマホ端末をお子様も使用する可能性がある場合はオフにしておくといいでしょう。
ユーザー情報の設定もできる
そもそも男性なのに女性向けの広告が表示されるとか、独身なのに世帯持ち向けの広告が表示されたりする場合は、Googleに間違えたユーザー情報で設定されている可能性が高いです。
こちらもページ左側のメニュー「プライバシーの管理」から設定変更できます。
それぞれ設定を変更することもできますし、広告表示に使わないでほしいカテゴリはオフにすることも可能です。
Googleにあまり個人情報を提供してしまうのは微妙だなーとも思ってしまいますが、こちらも自分がどのように認識されているか一度確認し、必要に応じて設定を調整してみるといいでしょう。