出張や旅行で地方に出かけるとき、近場なら鉄道で、遠くなら飛行機で移動することになると思いますが、中途半端に遠い場所だとどちらで移動するべきか判断に困ることがありますよね。
先日、Twitterでさまざまなデータを可視化している人気アカウントの「にゃんこそば」さん(@ShinagawaJP)がそんな悩みを解消する地図データを発表。その内容が注目を集めていました。
鉄道と航空、どちらの交通手段が早いのか比べてみた。まずは東京(千代田区)から。
こうして見ると「4時間の壁」がよく分かる。北陸新幹線が延びた世界、四国新幹線が実現した世界を想像すると楽しくなってくる・・・ (・ㅅ・)。【出典】RESAS「国内移動時間分析」市区町村役場間の平均所要時間 pic.twitter.com/ntckJOG1m5
— にゃんこそば⛅データ可視化 (@ShinagawaJP) January 31, 2022
こちらの地図は東京都千代田区を起点に全国各地に移動した際、鉄道で移動した方が早い場所をオレンジ色で、鉄道の方が遅いけど時間差30分以内の場所を黄色で塗ったもの。こうして見ると東日本はほとんど鉄道で移動したほうが早く、北海道も函館までなら新幹線移動の方が早いことがわかります。
逆に西日本は新幹線の停車駅近くは鉄道移動が早く、空港が近いエリアは飛行機移動の方が早いようで、オレンジ色とグレーの地域が細かく入り組んだ結果となっていました。
山口あたりまでは鉄道の方が早いという結果は意外でしたし、四国や山陰地方、奈良、和歌山、福井あたりの鉄道での移動しにくさが可視化されているのは面白いですね。
「にゃんこそば」さんのTwitterではさらに細かいデータや、大阪を起点にした場合の地図なども紹介されていました。気になる方はぜひ覗いてみてください。