「実家でワーケーション」体験

年末年始は、実家に帰省する。
そんな人も少なくないでしょう。

しかし、家族と行く実家は、どこか他人行儀だったり。
かつ、何かと気になる仕事も残ってたりして。

だったらもういっそのこと、<帰省>ではなく、<ワーケーション>と捉えてみたらどうか。

僕も今年の年始は実家で過ごしましたが、
試しに、「広島の田舎町にワーケーションに行った」と考えて行動してみたのです。

ワーケーションとは

wikipediaによると、次のとおり。
ワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語。
観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用し、働きながら休暇をとる過ごし方。

「喧噪や無機質な都市を離れ、通勤ラッシュからも解放され、豊かな自然環境や落ち着いた雰囲気の中で働くことで創造性や生産性が高まる」のだそう。

これは期待が高まります。

ワーケーションのための準備

今回訪れたのは、広島県は瀬戸内海沿いにある、人口2万人ほどの静かな町。
埼玉在住の身としては、海沿いで過ごす3日間は魅力的です。

「衣・食・住+仕事」を準備します。
ただ、せっかく初めてのワーケーションなので、あまり細かい予定は立てないことにしました。

・空港から宿(実家)へは送迎サービス(親の車)を利用。
・食事はスーパーで買い出し&調理(母の手料理)。
・できる仕事は、動画編集と執筆、あと撮影もしたい。

着るものと機材などをコンパクトに詰め込みました。
なにしろ、Wikipediaによれば「豊かな自然環境や落ち着いた雰囲気の中で、創造性や生産性が高まる」のだから。

ワーケーションの実際

<1日目>
広島空港に降り立つと、宿のオーナー夫婦(両親)が車で迎えに来てくれていました。

宿で荷物をほどき、手すりだらけの内部を確認。
早速Wi-Fiをつなごうとすると、オーナーが「知らない」などと言い出したものの、なんとか自力で見つけ出して解決。

地元のお寺に参拝(墓参り)。
夜は勧められるまま酒を飲み続けていたら、睡魔に勝てなくなり就寝。
この日は、ワーク無しでした。

<2日目>
オーナーの勧めで、呉市にある「大和ミュージアム」へ家族を連れていく。オーナー夫婦も同行で。
バケーションでもあるから、観光要素がないとね。

すぐ隣にある海上自衛隊の史料館「てつのくじら館」では、実物の潜水艦に入れて面白かった。
余談ながら、「さいたま市青少年宇宙科学館」と近いものを感じました。海と宇宙って似てるかも。

昼は、人気のローカルフード(お好み焼き)を食す。

夕食後、初めての仕事に取りかかりました。
ただ、唯一のあったかい場所であるリビングにいるしかない。
動画編集をする隣で、テレビから『新・暴れん坊将軍』がまあまあ大きい音量で流れてくる。

<3日目>
朝、オーナーから「パソコンを見てほしい」と相談を持ちかけられる。これも仕事です。

息子と一緒に宿の周辺(地元)を歩いてみました。
自分たちの足音だけが聞こえる静寂の世界。

「豊かな自然環境や落ち着いた雰囲気の中で、創造性や生産性が高ま」る・・・のかはわかりません。

最後の食事は、これまたローカルフード(尾道ラーメン)で締めました。

まとめ

3日間を実家で過ごしたわけですが、「頭のモードの切り替え」が求められるなと思いました。
実家はどうしても、「ダラダラするモード」になってしまう。

現地でのイベントに身を任せるのもまた、ワーケーションの魅力ではないかと思うものの、ただ身を任せていると、仕事なんてしないんじゃないか、なんて感じたり。

いろんな人から話しかけられる環境では、書き物に集中するのは厳しい。
次は、広島市内などに遠出して、現地クリエイターと交流などもしたい。

あと、やりたいことに合わせた季節選びも重要。
今回ドローン撮影もしたかったけど、寒くてそれどころじゃなかった。

みなさんなら、どんなワーケーションを企画しますか?

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