バズる?ハッシュタグの付け方・見つけ方

TikTok、YouTubeショート、Instagramという3つのSNSにショート動画の投稿を始めてから1ヶ月以上経ちました。
投稿にも慣れ、それぞれのSNSの特徴も感覚的につかめてきました。

そんななか、いつも悩むのがハッシュタグです。

何を記入するのが正解なのか、どこまで入れるべきなのか、今のやり方でいいのか、よくわからない。
どんどん記入していけそうだし、誰も指摘してはくれないし、投稿のたびにいちいち悩むのも面倒。

そこで一度、ハッシュタグとじっくりと向き合ってみることにしました。

そもそもハッシュタグとは

SNSで投稿する際に記入する、その投稿内容を表現するキーワードや表現のこと。
複数記入でき、それぞれの頭に「#」という記号をつけて使います。

・ハッシュタグとハッシュタグの間は半角スペースを入れる
・ハッシュタグの記号は半角じゃないと使えない
・ハッシュタグは部分一致ではなく完全一致のみ
などといったルールがいくつかあります。

ウェプレスでも過去に記事になっています。

ハッシュタグとは?│Web用語集
https://wepress.web-magazine.jp/2018/08/09/hashtag/

ハッシュとシャープ
https://wepress.web-magazine.jp/2021/07/14/20210714/

その投稿内容がなんなのかがパッと理解できる、という意味でもハッシュタグは意味がありますね。

僕のことを人に紹介するとき、知り合いたちはどんなキーワードを口にするか。
「映像の講師」「動画編集」「映画ワークショップ」「スマホ動画」・・・
これを聞いた人は、僕に対してどんな印象を持つのか。どう理解するのか。

これらはまさに、僕につけられたハッシュタグと言えるでしょう。

SNS別のハッシュタグ記入方法

SNSごとに、それぞれハッシュタグを記入する場所が決まっていて、「#」をつけてキーワードなどの文字表現を記入していきます。
TikTokだけ、「#ハッシュタグ」をタップして記入していけるので、便利だなと思ってます。

それぞれ比較してみます。
左が投稿前のハッシュタグの記入場所で、右は公開された後の表示のされ方です。

<YouTubeショート>

<Instagram>

<TikTok>

どれも、投稿する直前に記入する、というタイミングは一緒です。
動画をアップロードする「前」ではない。

これはつまり、「今お前が投稿した内容を踏まえた上で、ハッシュタグをつけろよ」というメディア側の意図を感じます。

自分の選んだハッシュタグに自信が持てない

ハッシュタグを記入すると、画面上にずらっとそのワードに関する候補がずらっと表示され(ることがあり)ます。

例えばこちらは、YouTubeショートの投稿画面。

左は「#撮影」と記入したところ、いくつかの候補が下に表示されました。
一方で右のように「#撮影のやり方」と記入すると、何も候補が出ません。

候補となるハッシュタグにはそれぞれ、ボリュームも表示されています。

候補の中からしか選んではいけないのか、独自のハッシュタグは意味がないのか。
「これでいいのかなあ・・」というモヤモヤ感とともに投稿作業を終えます。

このハッシュタグ、投稿後に編集できるかどうかも、SNSによって違います。

・YouTubeショート:投稿後に変更可能
・Instagram:投稿後に変更可能
・TikTok:投稿後に変更できない!

TikTokのように後で変更できないんだったら、ますますハッシュタグの選び方には不安が広がります。

「バズる」とは

どんなハッシュタグを使うかで、投稿が多くの人に見てもらえるかどうかも決まるそう。
いわゆる「バズる」可能性が出てくるわけです。

「バズる」というのは、再生数がどんどん伸びたり、どんどんシェアされたりする状態。
SNS時代に広まった言葉ですね。

僕はまだまだ「バズり」は経験していませんが、「お、ハネてるぞ!」というのはわかるようになりました。
あくまで僕用語ですが、「ハネる」は「バズる」のささやかなバージョンのつもりです。

ハネると、投稿してすぐわかります。
いつもと再生数がまったく違うのです。
もう、ピョン、とハネる。

YouTubeショートで投稿をした後、すぐにYouTubeチャンネル登録者が3人増えたときは、反応の良さに驚いたものです。

ハッシュタグについて調べてみた

では、バズるためのハッシュタグをつけるにはどうしたらいいのでしょうか。

その視点でネット上で検索しまくりました。
本当にたくさんの情報がヒットします。

それらを自分なりに読み込んでみて、共通点と思われるものを書き出してみます。

<YouTubeショート>
・1本の動画に60個を超えるハッシュタグを追加すると、その動画の個々のハッシュタグが無視される
・通常のYouTube動画とショート動画ではアルゴリズムが異なる

<Instagram>
・ハッシュタグは最大30個まで
・バズるためには投稿がInstagramからレコメンドされる必要がある

<TikTok>
・ハッシュタグは何個でもつけられるが、見やすさを考えて4〜5個くらいがいい
・オススメフィードに載ると再生数が増える

<共通>
・投稿内容と関連性の高いハッシュタグを使う
・投稿のターゲット層を明確にする
・検索ボリュームの多いハッシュタグを利用する
・検索ボリュームのサイズ感から、「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」をそれぞれ使う

そのほか、絵文字もハッシュタグとして使えるとのことなので、是非試したいと思います。
それから「複数の投稿で、同じハッシュタグを繰り返し投稿しないこと」という記述もありました。
僕は完全にこれをやってきた(毎回考えるのは面倒だった)ので、注意したいと思います。

また「Instagramでのバズに、ハッシュタグは必要ない」という記事も見つかりました。
このあたり、もう少し深掘りしてみたいと思います。

じゃあどうするべきなのか

いろいろ調べてみて、ハッシュタグについての条件や考え方は理解できた気がします。
ただ問題は、「で、自分はどうしたらいいのか?」。

情報はいっぱいあります。
その中から、自分が採用すべき情報はどれなのか。
これはやっぱり悩ましい。

そして同時に、いろいろ調べるほど、ある考えも浮かんできました。
それは、「一つ一つの投稿にそんなに時間と労力がかけられるのか」ということ。

SNS投稿は、仕事の全てではありません。
むしろ、効果がすぐにわからないだけに、「やっても意味があるのか」と思われがちなもの。

ダイエットしようとして、気が向いたときだけちょっとジョギングしても、たいして痩せない。
毎朝歩く、毎晩ストレッチをする、日々の食事を改善する、といった、続けることで意味が出てくる。

SNS投稿って、そんな感じがするのです。
だから、「いかに続けられるか?」にフォーカスする。

そのためには、「一つ一つの投稿にあまりに時間と労力がかかる」のはよくない気がして仕方ない。

まとめ

「バズる ハッシュタグ 付け方」などで検索してみたわけですが、この裏には「なんか楽な方法ないかなー」という安易な考えが透けて見えるわけです。

「こうすればバズる」という目的を求めても、うまくいかないんだろうなあと。
それに、テクニックや情報はどんどん変わっていくものでしょう。

日々、自分の投稿の方向性、そしてそれにひもづくハッシュタグがどんな動きをするのかを検証する。

バズるためには、自分の投稿こそが調査・研究する対象なのだと、改めて思った次第です。

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