最近、YouTubeを見ていると思わず目を背けたくなるような広告が流れることはありませんか?
2020年の6月にはYouTubeに不適切な漫画広告が増えているという問題がニュースサイトでも取りあげられていました。
【3月頃から】YouTubeに不適切な広告が増加、苦情の声もhttps://t.co/gAxFMtVXIt
専門家は「新型コロナウイルスによる広告単価の低下」や「審査が追いつかない」といった背景があると考察している。 pic.twitter.com/whZFcK88OF
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 11, 2020
そこで今回は、YouTubeで不適切な広告が表示される回数を極力減らす方法について紹介します。
- 目次
- 広告ブロックアプリやブラウザの拡張機能でブロックする
- 「YouTubeへの報告」で不適切な広告だけを停止する
- Googleアカウントの設定を見直す方法
- 有料プラン「YouTube Premium」に加入すれば確実に広告を消せる
広告ブロックアプリやブラウザの拡張機能でブロックする
広告ブロックに対応したブラウザや拡張機能を入れるという方法があります。
パソコンの場合はAdBlockやAdBlock Plusが有名で、無料で利用できるので利用者も多く、Google Chromeの拡張機能は3億5,000万回以上ダウンロードされています。
スマートフォンの場合はアプリを入れる必要があります。AndroidとiOSのどちらにも対応しているアプリとしては、AdGuardが有名です。
https://adguard.com/ja/welcome.html
AdGuard以外にも、ブラウザの広告をブロックできるものはいくつかあります。気になる方は「広告ブロック iPhone」などと検索して、アプリを比較してみるのもおすすめです。
ただし、ブロック機能に対してYouTubeが対策をとった場合には効果がなくなってしまう点には注意が必要です。
「YouTubeへの報告」で不適切な広告だけを停止する
不適切な広告だけを消したい場合には、YouTubeで広告再生中に画面操作することで解決できる場合があります。
広告が表示されている間に、赤枠の部分のiボタンをタップまたはクリックすると、以下のような画面が表示されます。
この画面が表示されたら「この広告の表示を停止」を押してください。
この方法は不適切な広告が出てくるたびに操作をしなくてはなりませんが、特に追加で設定する必要がないので簡単です。
Googleアカウントの設定を見直す方法
そのほか、Googleアカウントの設定を見直すと不適切な広告が減る場合があります。
まず、Googleアカウントの設定から「データとカスタマイズ」を選びます。
そして、データとカスタマイズの画面では「広告のカスタマイズ」を選びます。
この画面で広告のカスタマイズをオフにすると不適切な広告が減ることがあります。
広告のカスタマイズをオフにしたくない場合には、以下の要素をオフにすると不適切な広告が減るでしょう。
● 美容に関するもの(脱毛など)
● ダイエットに関するもの
● ギャンブル
● 投資
● 副業
● その他、興味関心のない要素
ただし、この設定を変えたからといって不適切な広告が必ずなくなるわけではありません。あくまでも、不適切な広告のジャンルが出てくる回数を減らす方法である点に注意してください。
有料プラン「YouTube Premium」に加入すれば確実に広告を消せる
ここまで紹介した方法はいずれも広告表示を極力減らす方法なのですが、実は確実にすべて消す方法もあります。YouTubeのオプションサービス「YouTube Premium」に加入すると広告が一切非表示となるのです。
ただし、こちらに加入するには月額1,180円の費用が必要となります。広告を消すためだけにこれだけの金額を払い続けると思うとちょっと高く感じるかもしれませんが、店内や事務所内でYouTubeを流している方や、講義や講演などのビジネスシーンでYouTubeを使っている方なら一考の余地があるかもしれませんね。
また、YouTube Premiumに加入すると広告が表示されなくなる以外にも、動画のオフライン再生やバックグラウンド再生ができるようになったり、YouTube Music Premium というミュージックアプリも使えるようになります。これらの機能にも魅力を感じる方は思い切ってYoutube Premiumに加入するというのもひとつの手だといえるでしょう。