CMSの導入のポイントはコンテンツの更新頻度

サイトをリニューアルするときに、「CMSを入れたい」「自分で更新できるようにしたい」とお客様からよく相談されます。要望通りにCMSを導入してもいいのですが、ここは慎重に考えたいところです。例えば、WordPressを入れて、お知らせを更新できるようにしても、「ホームページをリニューアルしました」が掲載されたあと1年間何もアップされていない、というケースは特にBtoBの中小企業でよくあるからです。せっかくCMSを導入したのに更新しない、となったら費用の無駄使いにしかなりません。

そうならないように、CMSの導入が本当に必要かを要件定義の段階でしっかり検討します。ポイントは「更新頻度」です。それに加えて「至急度」、及び「費用」のバランスで判断するのがいいのではないかと考えています。

例えば、いわゆる「お知らせ」を更新する場合で考えましょう。

[前提]
・お知らせ1件を制作会社に依頼して都度更新する場合は1万円/回
・CMSの導入費用は20万円
・CMSの保守費は年間18万円
とします。

▼週1回更新がある場合
都度制作会社に更新を依頼した場合
→ 1万円✕4回/月✕12ヶ月=48万円/年

CMSを入れて自分で更新する場合
→ 20万円+18万円=38万円/年(翌年以降18万円/月)

ということで、この場合はCMSを入れた方が安い、ということになります。

▼月に2回更新がある場合
都度制作会社に更新を依頼した場合
→ 1万円✕2回/月✕12ヶ月=24万円

CMSを入れて自分で更新する場合
→ 20万円+18万円=38万円 (翌年以降18万円/月)

初年度だけを見れば都度更新を制作会社に依頼した方が安いですが、累積の費用では4年目から逆転してCMSを入れた方が安くなります。ただ、4年も経つと場合によってはまたリニューアルしてもおかしくないタイミングなので、この場合は判断が分かれるところです。

▼月に1回の更新しかないが、毎回即日アップ対応が必要な場合
都度制作会社に更新を依頼した場合
→ 1万円✕1回/月✕12ヶ月=12万円

CMSを入れて自分で更新する場合
→ 20万円+18万円=38万円 (翌年以降18万円/月)

となり、値段だけを見ると都度更新を制作会社に依頼した方が明らかに安いのですが、この月2回の更新について、制作会社に頼むと3営業日かかるが、CMSを入れると即日アップできるので、これくらいの金額差であれば即アップできる方を選ぶ、という判断もアリだと思います。

 

このように、CMSを入れるかどうかは更新するコンテンツの更新頻度に拠るところが大きいです。また、更新頻度が高い=お知らせのようなコンテンツであれば古い情報が見えなくなるのが早い、件数が多くなる、とうことになるので、レイアウトやUIをどうするかにも影響してきます。

よって、コンテンツの更新頻度はサイトの設計時にきちんと想定しておいた方がいい重要な項目の1つなのです。


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