東日本大震災の発生当時、私は新宿にある会社で働いていましたが、かつて経験したことのない揺れに恐怖を感じ、正しい情報が入ってきにくいなかで自宅まで歩いて帰ったのを鮮明に覚えています。
今回は東日本大震災に関連した、インターネット上での取り組みや情報などをご紹介します。
Yahoo! JAPANで検索するだけでできる募金サービス
大手検索サイトの「Yahoo! JAPAN」では毎年3月11日に「3.11」と検索すると、Yahoo! JAPANから一人につき10円を復興支援のために寄付をするという取り組みを行っています。
昨年は400万人を超える人が検索を行い、約4000万円が支援団体に寄付されたそうです。
NHKの「東日本大震災アーカイブス」
https://www9.nhk.or.jp/archives/311shogen/area/
NHKでは当時のニュース映像をまとめたページを開設しています。
当時の生々しい映像がそのまま残されているので視聴には注意が必要ですが、当時の怖かった記憶を薄れさせないためにはとても重要なコンテンツであり、後世に残していかなければならないなと感じます。
Twitterで震災当時のツイートを見る方法
震災当時はまだLINEがなく、メールもまともに送れないような状況になってしまったこともあり、安否確認や最新のニュースを知るのにTwitterがとても役立ちました。
Twitterにはいろいろな検索テクニックがあるのですが、以下のテキストを検索窓に入力すると震災当時のツイートを確認することができます。
@(アカウント名) since:2011-03-11 until:2011-03-12
当時からTwitterを利用していたアカウントしか見ることができませんが、自分以外のアカウントのツイートも調べることができます。
また、上のテキストをコピーすると2011年3月11日から12日までのツイートが表示されますが、日付の部分に別の日を入れれば表示される期間をコントロールすることも可能です。
当時のことは怖くて振り返りたくもないという人も多いかもしれませんが、今後30年以内に「南海トラフ地震」が発生する確率は80%というニュースがあるように、日本に住んでいる以上は常に地震への備えを考えておかなければなりません。
「南海トラフ地震」が起きた際のシミュレーション動画
YouTubeには「南海トラフ地震」が起きた際のNHKニュース風シミュレーション動画が公開されていて、こちらは再生回数が実に470万回を超えています。
NHKが制作した動画ではありませんが、ものすごくリアルで臨場感があり、とても怖い映像です。現実に発生してしまったときに少しでも冷静に行動できるよう、3月11日という日に年に一度だけでも当時のことを振り返るというのは、とても重要なことなのではないでしょうか。