AI動画生成サービス「Sora」が4月26日で終了。話題のサービスはなぜ終わった?
OpenAIのAI動画生成サービス「Sora」が、2026年4月26日をもってWeb版・アプリ版の提供を終了します。
少し前から終了予定は発表されていましたが、ついにその日を迎えた形です。
We’re saying goodbye to the Sora app. To everyone who created with Sora, shared it, and built community around it: thank you. What you made with Sora mattered, and we know this news is disappointing.
— Sora (@soraofficialapp) March 24, 2026
We’ll share more soon, including timelines for the app and API and details on…
Soraは、ChatGPTで知られるOpenAI社が提供していた、テキストから動画を生成するAIサービスです。
4月27日朝の時点ではまだアプリを開くことはできますが、恐らくもう時間の問題でしょう。
昨年10月に性能が大幅にアップグレードした「Sora 2」がリリースされ、文章で指示を出すだけで映画のように本格的な動画が作れると話題になったのですが、それからまさか約半年でサービス終了するとは夢にも思いませんでした。
なぜサービス終了になったの?
OpenAIは終了を発表していますが、理由について詳しく説明しているわけではありません。
【OpenAI公式ヘルプページ】
What to know about the Sora discontinuation(Soraの販売終了について知っておくべきこと)
https://help.openai.com/ja-jp/articles/20001152-what-to-know-about-the-sora-discontinuation
ですが、最も大きい理由はおそらくコストの問題です。
Soraの運用には1日あたり約100万ドル(約1.5億円)かかっていたという報道もありました。
廃止されるSoraは1日100万ドルもコストがかかっていたという指摘(GIGAZINE)
https://gigazine.net/news/20260331-openai-sora-cost/
パソコンで動画編集をしたことがある方ならなんとなくわかるかと思いますが、動画生成は文章生成や画像生成よりも圧倒的に重い処理です。Soraで作れる動画は基本的に10秒〜15秒のものでしたが、それでも何百枚、何千枚もの画像を連続で作るようなもの。サーバーへの負荷がとてつもないものだったことは容易に想像がつきます。
しかも、人気はあってもそのコストに見合うだけの利益を出し続けるのは難しかったのかもしれません。
実際に私もよく利用していたのですが、無料でも一日に20本の動画を作ることができました。
追加で10本分の追加クレジットを660円で購入することもできましたが、一日待てばまた20本分作れるようになるので、あまり課金をする必要性を感じないのです。結局一度も課金をすることはありませんでした。月額で料金を支払い、1日に作れる本数が増えるプランがあれば喜んで加入したのに……。
結局のところ、「技術としてはすごいが、サービスとして続けるのは難しかった」ということなのかもしれません。
AI動画生成の未来はどうなる?
Soraは終わってしまいましたが、AI動画生成そのものが終わるわけではありません。最近ではGoogleが提供する「Veo(ヴィオ )」などがかなり注目を集めているようです。
Veo(ヴィオ )
https://gemini.google/jp/overview/video-generation/?hl=ja
Soraは短命でしたが、AI動画生成というジャンルの可能性を広く見せてくれた存在でした。
個人的にもかなり遊ばせてもらったので寂しいですが、今後はどのようにAI動画生成が進化していくのか楽しみにしたいと思います。
Webライター野島
ライター兼Webディレクター。ライティングは真面目な記事からくだけた記事まで、どんなジャンルでも読みやすさを第一に心がけて書いています。 最近はアレンジレシピ関連の仕事もひっそりとこなしているらしい。