ポイント運用サービスが増加中! 本当に利益は出るのかな?

最近はさまざまなサービスで獲得したポイントを運用して増やすというサービスをよく目にするようになってきました。

いわゆる資産運用とは違い、お金ではなく余っているポイントで気軽に投資の体験ができ、しかもポイントを増やせる可能性があるということで注目を集めているようです。

PayPayと楽天でポイント運用をしてみた結果

実際に私はすでに、特に深く考えないままPayPayと楽天のポイント運用を始めていました。

PayPayのポイント運用の始め方は簡単で、特に難しい設定もなくスタートできます。私は3月頃から貯まったポイントをそのまま自動で運用に回す設定にしてみました。


すると、およそ2ヶ月で200ポイントを投資し、損益はプラス8ポイント。本当に微々たる数字でしたが、増えてはいます。

一方、楽天のポイント運用は約2年前に始めていたようです。というのも、この記事を書くまでポイント運用を始めていたことさえ失念していました……。

こちらはスタートの時点で気前よく5000ポイントを投資していたのですが、2年ぶりにその損益を確認してみると……

なんと1,370ポイントも増えていました!

こういった資産運用は忘れておくくらいがちょうどいいとはよく聞きますが、まさにそんな結果となっていました。

ちなみにどちらのサービスも運用ポイントがマイナスになることはなく、使いたいときはいつでも引き出すこともできるため、ほとんどリスクなくポイントを増やせるといっても過言ではないのかもしれません。

企業側にはどんなメリットが……?

もしポイント運用サービスを始めるとユーザーのポイントが確実に増えるのなら、企業側にメリットがないようにも思えますよね。どうして次々にポイント運用サービスが始まっているのでしょうか。

ちょっと調べてみたところ、やはり運営側にも大きなメリットがあるようです。

・企業会計上のこと
発行したポイントがすぐ使われると企業側は損益計算に組み込む必要がありますが、運用期間中は繰延収益を負債として計上できます。

・自社経済圏の囲い込み
ポイント運用を通じてユーザーが「PayPay経済圏」「楽天経済圏」にとどまりやすくなります。他社に乗り換える機会が減るのは企業にとって大きなメリットになるようです。

・顧客データの取得
「どのくらいの人が運用に関心があるか」「どのタイミングで出し入れするか」といった行動データを取得できるため、それをもとに金融商品や広告などのマーケティングに活かせます。

また、ポイントを通じてユーザーに投資を体験してもらい、楽しさを感じてもらうことで、将来的に本格的な資産運用サービスへの参入も期待できるのだとか。

ユーザーにポイントが増えるというメリットを提供しつつ、運営元にとっても効率のいい仕組みになっているんですね。リスクを少なく資産運用体験ができますし、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

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