今度あるイベントに参加することになり、自己紹介フォームを記入していて、はたと手が止まりました。
趣味:__________
という欄に何を記入すればいいか考えてしまったのです。
趣味を聞かれたのが久しぶりだったこともあります。
僕が学生の頃は趣味というのは種類がとてもシンプルだった気がしますが、今はもっと細分化されてるんじゃないか。
気になってちょっと調べてみました。
趣味=会話の糸口になるもの
趣味というのは、「へーどんな内容?」「それって何するの?」など、会話の糸口になるのが理想ではないでしょうか。
となると、読書、映画鑑賞、音楽鑑賞などはちょっと大味すぎないか。
例えば「映画鑑賞」などと書こうものなら、
「最近見たのは何?」
「それじゃあ趣味とは言えない」
などと、面倒くさく絡んでくる人との会話は楽しくないでしょう。
僕自身やや活字中毒気味なので、「趣味は読書」と言われるとどうしても詳しく聞きたくなります。
そして、相手が「小説は一切読まない(ビジネス書のみ)」なんて言われると、少し鼻白んだりする。
僕もまた、会話を楽しめないこともある。
趣味=付き合う対象を選別するもの
例えば、写真撮るのが好き、といっても、「風景写真を撮る人」と「子供の写真を撮る人」では、ずいぶんと方向性が違うでしょう。
以前、「360度カメラファンのつどい」があり、勇んで参加したことがあります。
そこで僕の前に現れたのは、「夜のパーティーで踊りまくるのが大好き」な派手なお姉さんたち。
狭い場所で動き回るので、ブレない360度カメラが都合がいいと。
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僕が聞き出したわけではなく、お姉さんたち同士でキャッキャと盛り上がってたのを横で聞いてただけ。
僕が「企業のPR動画制作で使ってます」というと、「えー、大変そー・・(呆)」で会話が終わりました。
趣味を「大カテゴリ」で語ろうとすると、対象の人の幅が広すぎるのです。
趣味=その人を表すもの
最近はどんな分類になってるのか知りたくて、趣味を扱ってるサイトを探してみました。
【趣味一覧(趣味なび)】
https://coto.shuminavi.net/shumi-genre#how-many-types-hobbies
→「趣味:ペーパークラフト 」なんて書かれてると、僕はその人とじっくり話したい。
【趣味サーチ】
https://shumi.info/list
→「趣味:離島めぐり」なんて書かれてると、話を聞かずにいられません。
自分が相手にどんなふうに見られたいかを操作できるのも、趣味欄の活用法の一つかとも思いました。
趣味=知り合いたい人を宣言するもの
趣味がない人、というのも一定数いるようです。
無理に持たないといけない、というものでもないと思いますが、先ほど紹介した「趣味一覧」などを見て何か感じるかチェックしてみるのもいいかなと。
また、趣味というのが、「それに興味ある人同士をつなぐもの」であるならば、
「それが好きな人と知り合いたい」という意図で書いてもいいんじゃないかと思います。
僕が最近興味あるのが「ソロキャンプ」。
今後、場合によっては趣味欄にそう書くこともあるかもしれません。
まとめ
アプリで「趣味」と入れて検索すると、マッチングアプリばかりずらっと並びました。
趣味というのは、人と人をつなぐ糸口である、という考えは合ってますね。
ただそこで、誰かが趣味欄に「読書」などと書いてあると、無愛想な印象を持ってしまいそうです。
大カテゴリ過ぎて、もう少し書き方・伝え方があるんじゃないか、と。
冒頭の自己紹介フォームの「趣味欄」ですが、しばし考えた末、
「スマホ撮影機材集め」
と書きました。
撮影をしている人が集まるイベントなので、会話が始まるきっかけになるといいなと思ってます。