スマホ特化型のサイトを担当しました

トレンドは「スマホファースト」

WEBデザインのトレンドは、「スマホでも見やすく」から「スマホファースト」へ変化。最近では”スマホ特化型”とも言える構成も増えてきました。昨年手掛けた”スマホ特化型”は、栃木県宇都宮市の子供向け室内遊び場「遊LABO(あそらぼ)宇都宮」のサイトです。

「遊LABO宇都宮」は、本社機能をさいたま市に置く大川家具のグループ会社、スペース・イノベーションが運営。大川家具宇都宮店1階に昨年12月21日にオープンしました。

スマホデザインをそのままPCで

大川ホールディングスシステム開発部の漆川朗子さんから、12月オープン予定の「遊LABO宇都宮」のサイト制作のご連絡をいただいたのが9月末。
初回の打ち合わせで、スマホで来場予約してもらうサイトだということを伺い、デザインの参考にしたいサイトを見せていただき、それに対して費用や制作スケジュールと”スマホ特化型”の提案をしました。スマホのデザインをそのままPC画面の中央に表示させ、左右にできたスペースにナビゲーションや重要なボタンを設置するという思い切った提案でした。

私の先輩でもあるWEBプロデューサーの新田洋祐に解説してもらいます。
「スマホでコンテンツを見る場合は、その目線は基本下へ降りていくだけですよね。だからパソコンで見てもシンプルで見やすいのは同じです。”スマホ特化型”は、階層が深くて何度も訪問してもらいたいサイトには不向きですが、ランディングページなど縦に長いサイトの場合に有効です。それと、スマホでの見え方を中心にデザインを進めれば良いという点で制作時間を少なくできるという利点は大きいです。多くの場合は、パソコンでのデザインで合意を得た後に、スマホのデザインに着手するのですから」

制作期間正味1か月で公開

入場予約のシステムを連携すること、施設と駐車場の混雑状況が表示されること、インスタグラムをフィード表示させるなどの必要な機能も決まり、正式発注は10月中旬。その後ひと通りの原稿や写真を用意できた11月中旬から制作をスタートして、正味1か月で公開。施設オープンに間に合わせることができました。

週末は予約いっぱいになるほど盛況に

オープン翌週の平日午後、遊LABOを訪問すると子供たちの元気な声が聞こえてきました。10数組の親子だったのでそれほど混雑していませんでしたが、お喋りに夢中なママ友と駆けまわる子供たち。子供たちの一番人気はやはりボールプールや滑り台のようです。

現地では同施設責任者の小池滉さんに話を伺うことができました。
「週末はすでに予約でいっぱいになります。平日の朝、夕の時間帯の集客にこれから力を入れたいと思っています。宇都宮市内の児童施設、保育園や幼稚園などとコラボした企画などを考えています」

集客に繋がるサイト運用を継続

集客増に向けてサイトの役割は大きいはずです。漆川さんは「今後は少しづつでもSEO対策に力を入れていきたい」と話していて、これからも継続してサイト運用のお手伝いをしたいと考えています。

遊LABO 宇都宮店: 
https://asolabo.space-innovation.co.jp/

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