最近は何かと話題の「ChatGPT」。チャット形式で送信した内容に対しAIが回答をしてくれるのですが、ただの調べごとではなくクリエイティブなことも考えられるのがすごいです。
これまでウェプレスでも何度か取り上げてきましたが、特集「ざざっと理解する、話題沸騰中 チャットGPT」をご一読いただくと使い方のイメージが湧きやすいと思います。
ざざっと理解する、話題沸騰中 チャットGPT
ただ、話題になっていることは知っていても、実際に使ったことがあるという方は少ないのではないでしょうか。
無料とはいえアカウントを登録するのは面倒なものですし、画面も基本的に英語なのでとっつきにくさもあるんですよね。
そんなChatGPIをLINE上で使うことができるサービス「AIチャットくん」が登場し、注目を集めています。
ChatGPTのAPIが公開されたので、LINEからChatGPTを使えるBotを作ってみました!スマホからだと本家のサイトもNotionAIも操作感が悪いので、使い慣れたLINEだと身近に使えそうだなと思ったのが着想。認証も不要で使えます。APIはターボ版なので、レスポンスもサクサクです。https://t.co/9oMyPAiDiK pic.twitter.com/rlwq9TjHup
— Shibuya Yukito | AIチャットくん開発者 (@yukito_shibuya) March 2, 2023
■AIチャットくん
https://page.line.me/295aqhjz
こちらのLINEアカウントを友だち登録し、メッセージを送るとその内容に対してChatGPTが返答をしてくれるので、普段LINEを使うような感覚でChatGPTを使用できます。
試しに友だち登録をしてみると、以下のような画面が表示されました。
ChatGPTはいろいろな使い道がありすぎて、いざ使うとなるとどんなメッセージを送ろうか悩んでしまいがちですが、「読書感想文を書いてもらう」「やる気が出ないと相談する」などとお試しのメッセージが用意されているのは親切でいいですね。
まずは「やる気が出ないと相談する」を選択してみました。
すると30秒ほどして上のようなメッセージが送られてきました。
この回答に対してメッセージを送って具体的にアドバイスをもらったり、他のパターンを考えてもらったりすることもできるのがChatGPT。回答の下に「要約して」というボタンがあったので押してみると、回答を4行ほどにまとめてくれました。
ChatGPTは要約を割と得意としていると言われています。長文の文章をコピーし「この文章を要約して」とメッセージすれば、読むのが面倒な長文を一瞬で知った気になれるかもしれません。
必ず正確な情報を出してくれるとは限らないのが困りものですが、調べごとにも使えます。
上の画像では全国の「西友」の店舗数と、店舗のない都道府県の情報を調べてもらいました。
通常のワード検索だと西友の店舗一覧ページを探し、そこに掲載されている情報から自分で店舗数を数えたり、店舗のない都道府県の情報を調べることになるので、使い方によってはワード検索よりも便利です。
普段から使っているLINEで気軽に使えるとなると、ChatGPTをより身近に感じられそうですね。
2023年4月現在、「AIチャットくん」は1日5回まで無料で利用可能という制限があるようです。無制限で利用するには月980円または年9800円のプレミアムプランに加入する必要があります。