新聞をバサっと広げる。
僕の目に飛び込んでくるのは、QRコードです。
それも一つ二つじゃない。
あっちにもこっちにも。
よく見ればチラシにもたくさん。
一歩外に出れば、街じゅうにもあります。
名刺にもついているし、QR決済も。
QRコード自体はかなり昔からあるものの、今、完全に生活の一部になったなと感じます。
同時に、紙メディアとネットメディアの融合も強く感じました。
そこで改めて、利用方法などを調べてまとめてみました。
QRコードとは
QRコード、ウェプレスでも過去に記事がありますね。
『QRコードとは?│Web用語集』
https://wepress.web-magazine.jp/2019/03/14/qr-code/
用語解説はこちらに譲りますが、「アナログとネットの橋渡しツール」と言えるでしょう。
新聞を読みながら、QRコードを使って特定のURLにアクセスしたり。
『知っていると超便利!!QRコードをすぐ表示させる方法』
https://wepress.web-magazine.jp/2022/04/04/20220404/
先日のこちらでブログではGoogle ChromeでのQRコード表示機能を紹介していますし、下記のようなサイトで無料で簡単に作れます。
URLを記入してOKボタンを押すだけですね。
使い方をまとめてみた
ある1日分の新聞とチラシのQRコードとその使い方を、重複するものを省いてまとめてみました。
<新聞>
・新聞社運営のウェブメディアへのアクセス
・学習塾の申し込みページへのアクセス
・介護についての情報動画へのアクセス
・特集記事をさらに詳しく解説したページへのアクセス
・体験教室の予約ページへのアクセス
・アプリのインストールページへのアクセス
・書籍紹介欄からAmazonリンクへのアクセス
<チラシ>
「学習塾のチラシ」→資料請求・体験申し込みページ
「フライパンのチラシ」→クッキングレシピYouTube動画(使い方を紹介)
「葬儀場」→葬儀の作法動画(YouTubeチャンネル)
使い方の特徴が見えてきた
僕がチェックした範囲では、次の通りまとめられるかと思います。
・特定のページにアクセス(資料請求やサンプル申し込みなど)
・動画付きの特定のページにアクセス(動画も視聴でき、かつ購入もできる)
・YouTubeの特定の動画にアクセス
・YouTubeチャンネルにアクセス(ハウツー動画がずらっと並ぶ)
・Amazonリンクにアクセス
<特徴>
×「会社のホームページのトップ」といった漠然としたアクセス
○「ある製品やサービスのページ」といった特定の情報にアクセス
これはつまり、
[掲載されている情報]→[QRコード]→[アクセス先の情報]
という一連の流れがしっかりと設計されているように感じました。
QRコードの隣の誘導文もさまざま
QRコードの先に何があるのか、という表記。
これも決まった表記はなく、いろんなパターンがありました。
「くわしくは→」
「動画で解説」
「予約はこちらから」
「WEBサイト」
「特設サイト」
「HP」
「(何も書かない)」
QRコードの先が特定のページの場合、ウェブや動画を作る側はそれを「LP(ランディングページの略)」と呼びます。
が、これは一般には通じないでしょう。
QRコードへの誘導文、これも工夫が必要ですね。
まとめ
QRコードの誘導先が、YouTube動画やAmazonリンクだと、そこで元の情報への興味が消えてしまう可能性もあります。
そのため、動画がある場合は、アクセスした特定のページ内に埋め込んで見せる方がいいかなと。
宣伝のためには
【動画付きの特定のページに誘導する】
これが現時点で最強ではないかと考えます。
ただし、QRコードを読み込むというのは、スマホで閲覧しているということ。
ページ内容も動画も、シンプルでさっさと用件に入るようなものじゃないと厳しいでしょう。
動画は、作った後「どこでどう見てもらうか」もセットで考えないといけませんね。
そのための考察としてまとめてみました。