スペインからブレイク「キングス・リーグ」

ドイツで行われたヨーロッパ選手権、続いてパリ五輪と、最近世界中に強さを証明しているスペインのサッカー。でも今回の話題は、サッカーはサッカーでも7人制のサッカーのことです。

11人対11人で行う一般的なサッカーに対して、半分のコートで7人対7人で行うソサイチという競技は以前からありました。サッカー経験者なら知っていると思います。

ところが、独自ルールで行う7人制サッカーリーグが2年前にスペインで始まりました。この「キングス・リーグ」がブレイクしているんです!
創設者であり、キングス・リーグの会長は、元FCバルセロナ選手のジェラール・ピケ氏です。

全12チームで冬季と夏季の2シーズン制で行われていて、カップ戦や女子リーグもあります。
チームオーナーには、元スペイン代表のイケル・カシージャス氏や、スペインで人気のYouTuberらがいて、エンタメ性が重視され、必ず勝敗が決まるPK制度、交代無制限、シークレットカードなどのユニークなルールになっています。

今年5月には初めて国対抗のワールドカップがメキシコで行われ、日本含めて32か国が出場しました。

エンタメ性を重視した独自のルール

試合は前後半20分ハーフで行います。
試合開始1分は1人対1人で、2分目に2人対2人になってという形式で7分経ってようやく7人対7人になります。

また、引いたシークレットカードによってルールが変わります。たとえば4分間ゴールが2倍になったり、GK以外の相手選手を4分間出場停止にできたり、スタープレイヤーを選んでその選手が決めたら得点が2倍になるなど、とにかく一般的なサッカーとはまったくルールが違うんです。

SNSやYouTubeで配信

試合はSNSで世界中に配信されて、フォロワー数はTikTok670万、Twitch323万、インスタグラム260万、YouTube94.3万。

キングス・リーグ初のファイナル4では、FCバルセロナのスタジアム「Spotifyカンプノウ」に92.522人の観客が訪れ、SNSでは220万人が観戦しました。

批判を越えて次世代のスポーツへ

スペインリーグ「ラ・リーガ」のハビエル・テバス会長は「キングス・リーグはサーカスだ」と言ったそうです。
ジェラール・ピケ会長は、それには反論せずも「サッカーは若い観客を魅了するために短くて面白いコンテンツを作る必要がある」と話していました。

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