東京都が公開「ユーザーリサーチ実施の進め方」が勉強になる

新しい事業やサービスなどを立ち上げる際、そのサービス利用者のニーズや、利用者が抱えている課題や問題をあらかじめリサーチしておくことはとても重要です。

この「ユーザーリサーチ」の進め方について、東京都のデジタルサービス局が無料で公開している「ユーザリサーチ実施の進め方」という資料がとてもよくできているという声がSNSに上がっていたので紹介します。

東京都が公開「ユーザーリサーチ実施の進め方」

資料は以下のURLからご覧いただけます。
https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/wp-content/uploads/01_UR2.pdf

こちらの資料が作成された経緯については都政の構造改革ポータルサイト「#シン・トセイ」に掲載されていました。
https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/ut_g_v2/

東京都では「テストしないものはリリースしない」を合言葉に、都庁内でサイトやアプリ、システムなどのデジタルサービスを開発する時は、ユーザーテストを実践する取組を進めてきたそう。

そのなかで都民向けのサービスは都民をテスターとしてユーザーテストを行うことを実施することを決定。そしてユーザーリサーチをおこなう都庁職員向けに詳細の手順を整理した資料を作成し、一般にも公開したということのようです。

実際に資料を読んでみると、リサーチの具体的な進め方から注意点、分析のポイントなどから、インタビューやアンケート時の留意点まで、さまざまな情報がすっきりとまとめられていて勉強になりました。実際にリサーチやインタビューなどをおこなうとき、この内容を軽く一読しておくだけでもしっかりした調査ができそうな気がします。

国や自治体は役立つデータをいろいろ公開している

以前にウェプレスでは、デジタル庁が無料で公開しているデザインシステム(※)やデザインデータについても紹介しました。政府や自治体がこういった資料やデータを無料で公開してくれているのはとてもありがたいですね。また何か見つけたら紹介したいと思います。
※デザインシステム:一貫したデザインや操作性でウェブサイトやアプリを提供するための仕組み。ルール、コンセプト、必要なツールなどをまとめたもの。

デジタル庁のサイトが話題に|ウェプレス
https://wepress.web-magazine.jp/2023/06/14/20230614/

デザインシステム|デジタル庁Web
https://www.digital.go.jp/policies/servicedesign/designsystem/

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