Facebookで5ドル分の広告クレジットが付与されたので広告を出稿してみました

私は普段からFacebookのページ機能を活用して、仕事で書いた記事やブログ記事のURLをフォロワーにシェアしているのですが、先日Facebookにログインするとこんな案内が表示されました。

「$5の広告クレジットを利用しよう」。どうやら5ドル相当のFacebook広告を出稿することができるようです。

Facebookはアカウントを登録する際に名前、年齢、性別などの基本的な情報から勤務先や趣味まで細かいプロフィール情報を登録することができます。また、さまざまなSNSやアプリなどともログイン情報を連携できることもあり、利用者に対して広告を出稿する際に細かくターゲッティングできることが特徴です。

これまで個人でFacebook広告を出したことなどありませんし、いったいどのくらいの効果があるものなのかわかりません。そして実際に5ドル相当の広告クレジットが使えるとしても、追加の費用は発生したりしないのでしょうか。

せっかくなので案内されるがまま、試しにFacebook広告を出稿してみることにしました。

広告クレジットを使ってFacebook広告を出稿してみた

リンクをクリックしていくと、今回付与された広告クレジットについての説明が表示されました。広告利用の対象となるのはFacebookページの投稿の中からおすすめとしてピックアップされた投稿となるようで、任意の投稿を選ぶことはできないようでした。

また、クーポン自体は付与されてから1ヶ月で期限切れとなってしまうようです。

そのまま進めていくと今回の広告の目標を選択する画面に遷移しました。問い合わせを増やす、エンゲージメントを増やす、ウェブサイトへのアクセスを増やす、リードを増やす、電話での問い合わせを増やすという選択肢から選ぶことができ、Facebookに自動で選択してもらうこともできるようです。

今回はブログ記事を紹介する投稿が広告の対象となっていたので、「ウェブサイトへのアクセスを増やす」を目標に設定しました。

さらに細かい設定を進めていきます。広告を表示させるターゲットを設定することができるのですが、居住地や興味・関心、年齢などで絞り込むことができました。

今回はFacebookが自動でカスタマイズしてくれた設定でそのまま出稿してみることにしましたが、その場合1日にどのくらいの人数に広告が表示され、どのくらいクリックされるかの推定結果も表示されます。こちらの数値を参考にターゲットの設定を細かく設定していくといいのでしょう。

また、ターゲットとして選択された人だけでなくFacebookページにいいねをした人、Facebookページにいいねをした人とその友達というように狭い範囲に絞り込むことも可能でした。

続いて広告の予算を設定します。デフォルトの予算が10ドルとなっていたので、5ドル分は支払わなければ広告クレジットを使えないのかと思いましたが、予算を5ドルに減らすこともできました。これなら実質無料で広告を出せるので一安心。

そして最後に支払情報を登録して設定完了。実質無料とはいえ事前に支払情報を登録するのは必須となるようです。今回はクレジットカード情報を登録しました。

するとすぐに内容の審査が始まり、1時間後には広告の表示が始まったことを伝えるメールが届きました。

5ドルで102回のリンククリックを獲得

もちろん自分自身に広告が表示されることはないので、どのような感じで表示されるのかまったくわからないまま広告掲載期間が過ぎていくのですが、毎日細かいレポートが送られてくるのでそちらで広告の効果を感じることができました。

そして5日後無事に広告配信期間が終了。管理画面からレポートを確認すると、5日間で1,168件のリーチがあり、102回のリンククリックを獲得することができたようです。


今回の広告はブログ記事へのリンクを誘導していたので、ブログのアナリティクス解析でちゃんと流入があったかを確認できるのですが、ちゃんと約100件の流入があったことを確認できました。

また、広告をクリックした人の性別や年齢などのデータも確認することができます。

今回クリックしてもらえたユーザーの約9割は男性で、年齢層は30代後半〜50代前半が中心だったようです。もし女性だけ、若者だけに絞り込んで広告を出稿するとなればその分クリック単価が上がることになりそうですね。

そして今回はFacebookページの投稿を広告として出稿したので、広告はてっきりFacebook内で表示されるものかと思っていましたが、ほとんどがInstagram内で表示されてクリックを誘導していたようです。

InstagramのほかにもFacebookの審査を通過したアプリやサイトにも広告が表示されることがあるそうで、今回のレポートの「モバイルアプリのニュースフィード」がそれに該当するのでしょう。これはオーディエンスネットワークと呼ばれ、数千以上のアプリやサイトが配信先となっているようです。

これでクレジットを使った広告配信は終わりとなりますが、1ドル単位で追加予算を組んでそのまま配信期間を延長することも可能でした。効果を感じられた場合や、もっと反響がほしい場合にすぐ延長できるのは便利ですね。

広告出稿というといろいろとハードルが高く感じるかと思いますが、今回は個人でも簡単に、しかも付与されたクレジットを使って完全に無料で利用することができました。もし少しでもFacebookでの広告出稿を検討されている方は、クレジットが付与されたタイミングでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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