SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)というとX(旧Twitter)やInstagram、Facebookなどを思い浮かべる方が多いかと思いますが、厳密にはYouTubeやLINEなども含まれます。
かといって、もし会社や店舗でSNSを始めるとなっても、なんでもかんでも運用するのは大変です。いったいどのSNSを利用するのが効果的なのでしょうか。
扱う商品や商材によって当然向き不向きもあり、動画で見せたほうが魅力を伝えやすかったり、テキストだけのほうがインパクトを出せたりする場合もあるでしょう。
ですが、大前提として各SNSの利用者数を意識しておくのも効果的なはずです。
国内でのSNS利用者は8000万人以上!
2024年の時点で日本でのSNS利用者が8,452万人にのぼり、普及率は79%まで到達したというニュースが話題になっていました。
日本のSNS利用者数8,452万人、LINEトップもTikTokが急成長【ICT総研調べ】|スマホライフPLUS
https://sumaholife-plus.jp/sns/11351/
普及率はインターネット利用人口に対する割合のことで、パソコンやスマホからインターネットをしている人のうちの約8割がSNSも利用しているということになります。高齢者や子供も含めて約8割と考えるとかなり多い気がしますが、YouTubeやLINEもSNSに含むとなれば割と妥当な数値なのかもしれません。
Facebookの利用者が少なくなっている
こちらのニュース記事ではSNS別の利用率も掲載されていました。

最も利用率が高いSNSはLINEで74.7%、続いてYouTubeが65.4%となっています。そしてXが55.9%、Instagramが54.5%と続くのですが、5位には30.6%でTikTokが入り、さらに19.8%と大きく離されてFacebookが6位に入りました。
SNSが流行り始めた2010年代は多くの人がFacebookに登録している印象があったものの、最近は使っている人が減ったと思ったらまさか2割以下まで落ち込んでいるとは。これにはちょっと驚きです。
TikTokはここ2年間で利用者が急増!
以下のページには2年前の同じ調査結果が掲載されていましたが、TikTokよりもFacebookの利用率のほうが高くなっていました。

つまり直近の2年間でTikTokが利用者を大きく増やし、Facebookは逆に減ってしまったということになります。写真+テキストでSNS投稿をしたいのであれば、FacebookよりはXやInstagramを優先したほうがよさそうですね。
TikTokはショート動画メインのSNSになりますので、投稿を始めるには少しハードルが高いかもしれません。ところが利用者数が増えているだけでなく、利用者の満足度が高いというデータもあるようです。

利用者満足度はなんと全SNSの中でTikTokが1位となっています。これはすごい。満足度が高いから利用者がぐんぐん増え続けているということなのでしょう。
ショート動画制作に抵抗がなければチャレンジしてみる価値はあるかもしれませんね。