俳優の東出昌大さんが、携帯電話をスマートフォンからガラケーに変更したとテレビで発言してインターネット上で話題となったようです。
仕事用の携帯電話としてガラケーを持っている人は珍しくないですが、スマホを辞めてガラケーに機種変更する人は珍しい気がします。
東出さんは「スマホは億劫だなと思った」と言う理由で機種変更をしたそうなのですが、同じように感じている人も多いのでしょうか。
そもそもスマホの利用者は現在どのくらいいるのでしょうか。気になったのでちょっと調べてみました。
2011年にはスマホを持っている人が全体の15%ほどしかいなかったのですが、2016年には55%を突破しています。増え方は凄いですが、2人に1人程度だと少ないような気もします。
でも年代別の数字を見てみると、20代は94.2%、30代は90.4%とかなり高い数字になっていますし、50代でも3人に2人はスマホユーザー、60代でも3人に1人はスマホユーザーだと思うと、東出さんのように若くしてスマホからガラケーに機種変更するのはやはり珍しいケースなのでしょう。
また、Webサイトの運営においても、年代別のスマホ利用者数を調べることはとても重要なことになります。
先日、僕が担当しているクライアントがスマホサイトをリニューアルして、今後はスマホサイトに力を入れていこうと言うことになったのですが、方向性を決めるのにこのデータが参考になりました。
データを調べる前は「年齢の高い顧客も多いし、高齢の人たちはパソコンでWEBサイトを見ているはず。パソコン版のページにも同じく力を入れるべき」と言う意見があったのですが、アクセス解析をして調べてみた結果、50代以上の層も大半がスマホでそのWEBサイトを閲覧していたことがわかったのです。
それなら安心だと、スマホサイトのリニューアルを進めるきっかけになりました。
自社サイトがどんな年齢層の人に見られていて、スマホユーザーがどのくらいいるか、と言うデータはGoogleアナリティクスを使ったアクセス解析で調べることができます。