「ホームページ」と「ウェブサイト」の違い

「ホームページ」と「ウェブサイト」の違い

「ホームページ」のことを「ウェブサイト」と言う人がいて、何が違うんだろう、と思った経験はありませんか?制作会社の人なんかは「ウェブサイト」と言う人が意外と多いかもしれません。Googleで検索してみると、

「ホームページ」で検索した場合 → 338,000,000件
「ウェブサイト」で検索した場合 →  85,700,000件

という結果になり、数字でもやはり「ホームページ」というのが一般的だということが分かります。

しかし、実は元々は「ウェブサイト(web site)」が正しい使い方です。制作会社の人で「ウェブサイト」と言う人が多いのもこれが理由です。

では「ホームページ」の元々の意味は何かというと、2つあって、1つはブラウザを立ち上げたときに最初に表示されるページのこと。もう1つはいわゆる「トップページ」のこと。ウェブサイトの先頭のページのことです。

つまり、このウェブサイトのトップページを指す「ホームページ」という言葉が、何らかの理由でサイト全体を指すようになってしまった、ということですね。

この理由には諸説ありまして、

・IBMの「ホームページビルダー」というウェブサイト制作ソフトの影響

・インターネット黎明期に、各ウェブサイトのトップページに「◯◯のホームページへようこそ」という言葉がかなりの頻度で書かれていたためなどなど、検索すると興味をひく説がいろいろ出てきます。
特に後者は「あーそういうえばそうだったなー。そしてアクセスカウンターがついてたりしたなー」と懐かしい気持ちになりました。共感した方はきっとアラフォー以上でしょう。。。

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