近年、見聞きする機会がなにかと増えてきているAR(エーアール)とVR(ブイアール)。いまいち理解していないという人や、なんとなくわかるけどARとVRの違いはわからないという人もまだまだ多いのでは。
ARはAugmented Realityの略で、日本語に訳すと「拡張現実」となり、VRはVirtual Realityの略で「仮想現実」という意味になります。
これらの違いについてものすごく簡単にまとめてしまうと、ARは現実世界にデジタル情報をプラスすることを指し、VRはコンピュータ上で現実世界に似せた空間をCGなどで作り上げることをいいます。
また、AR・VRほどは見聞きしないかと思いますが、「複合現実」を意味するMR(Mixed Reality)、「代替現実」を意味するSR「Substitutional Reality」という言葉もあります。
AR・VRについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
目次
●他のサイトでの説明
AR とは 意味/解説/説明 (エーアール)| Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/g/ar
ARとVRの違いについて簡潔に解説されています。
5分でわかる!VR・AR・MRの違い!そしてSR・XRとは? | VR Inside
https://vrinside.jp/news/vr-ar-mr/
それぞれの作品例なども交えつつ、VR・ARだけでなくMR・SRについても解説されています。
●ARの活用例
ARの技術はスマートフォンと親和性が高いこともあり、ARを活用したゲームやアプリなどが次々に登場しています。
■GoogleマップのARモード
先日ランガレウェブでも紹介しましたが、一部ユーザーを対象にGoogleマップのARモードのテストが行われて注目を集めました。記事ではテストユーザーのSNSでの反応をまとめましたが、それを眺めているだけでも近未来感を味わえます。
■位置情報ゲーム
ARを導入した位置情報ゲームといえば「ポケモンGO」の大ヒットがありましたが、人気RPGシリーズの「ドラゴンクエスト」の位置情報ゲーム「Dragon Quest Walk」が2019年内にリリースされるとして話題となっています。
こちらは現時点ではARモードの搭載はないとされていますが、プロモーションムービーには東京の街中にモンスターが登場する様子が描かれているため、いずれアップデートでARモードが搭載されるのではないかと予想されています。
■IKEA Place / Amazon ARビュー
世界最大級の家具店「IKEA」ではAR技術を使い、部屋に家具を設置したときにサイズ感やデザインが合っているかをチェックできるアプリを開発しました。
また、ネットショッピングサイトのAmazonもショッピングアプリ内に同様の機能「ARビュー」を導入しています。
●VRの活用例
「PlayStation VR」が発売された2016年はVR元年と呼ばれ、VRが一気に注目された年でした。
しかし家庭用のVRゲームにこれといったヒット作が出ていないこともあり、体感的にはVRは下火だと思われやすいのですが、アミューズメント施設や企業での研修・訓練など、さまざまなシーンで着実に活用され始めています。
■参考サイト
3分で分かる!VRビジネス最新事例8選 – 業種別の利用ケース解説|XR-Hub
https://xr-hub.com/archives/10157
それぞれの作品例なども交えつつ、VR・ARだけでなくMR・SRについても解説されています。
家庭用ゲーム機においても、今年4月に入ってついに任天堂が「Nintendo Labo: VR Kit」を発売し、VRに正式に参入しました。今後さらにVRが活用されるシーンは増えていくのではないかと予想されています。
●復習クイズ
説明がわかりづらい、間違っているなど御指摘ありましたらお問い合わせよりご連絡いただけると幸いです。