28年の歴史に幕 老舗ポータルサイト「goo」がサービス終了

NTTドコモが運営するインターネット・ポータルサイトの「gooポータル」が、2025年11月25日13時をもってサービス終了することになりました。

ポータルサイトの多くがサービス終了している

ポータルサイトとは、ざっくりというと検索、ニュース、天気、メールなど、インターネットの便利な機能の入口をまとめたトップページ型のサイトのことです。

ネット黎明期には数多のポータルサイトが存在していて、gooもそのひとつ。Wikipediaに掲載されている情報によると、gooが開設されたのは1997年3月2日。実に28年の歴史がある老舗ポータルサイトでした。

当時のようなスタイルを維持したまま今も残っているポータルサイトはYahoo! JAPANくらい。Infoseek、OCN、BIGLOBEなど、企業そのものは残っていても、ポータルサイトとしてはほぼ終了してしまいました。インターネット上には次々と新しいコンテンツやテクノロジーが生まれていますし、当時は当たり前に使われていたサイトが役目を終えるのも仕方がないことかもしれません。

gooは、Yahoo!知恵袋的なコンテンツの「教えて!goo」が人気を集め、「gooメール」やブログサービスの「gooブログ」やも利用者が多かった印象がありましたが、「教えて!goo」は今年の9月17日をもってすでにサービス終了。「Gooブログ」も11月18日に、「gooメール」は来年2月25日をもってサービス終了予定となっています。

また、gooは代替のサービスとしてドコモの「dメニュー」をご利用くださいと案内しています。
https://smt.docomo.ne.jp/

インターネットアーカイブで見る“昔のgoo”

せっかくですし、gooの歴史をスクリーンショットで振り返ってみましょう。

インターネットアーカイブ「Wayback Machine」というサイトには、世界中のウェブ情報が保存されています。

https://archive.org/

こちらを使って過去のgooのスクリーンショットを撮影してみました。

こちらは1999年頃のトップページ。動画どころか画像もほとんどありませんね。

こちらは2005年頃。ニュースだけでなく天気予報や占いなども追加され、この頃にはポータルサイトとしての形が出来上がった感じがします。

2011年頃のトップページ。さらに情報が充実化していますね。

ちなみにこちらが現在のトップページ。アイキャッチ画像つきのニュース見出しと広告がズラッと並び、ポータルサイトというよりはニュースサイトのような雰囲気になっていました。

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