スペインでは日常のコミュニケーションのなかで使うジェスチャーはたくさんあります。
今回は、私もよく使うものを3つ紹介します。
まずは「エントレコミージャス」
エントレコミージャス(entre comillas)という単語は強調とか引用を意味しますから、カギカッコを表現するようなアクションになりますね。
”本来の言葉の意味と大体は同じだけど少し意味合いが違うとき”などに使います。
つい先日、サッカー関係者の友人に「最近は時間あるの?」と聞いたら、このジェスチャーとともに「(サッカーはオフ期間だけど)他の仕事もやっているけど一応バカンス中だけどね」という返事でした。バカンス中だからリフレッシュしているけど、完全ではないという意味でカギカッコ的付きの返事、ということですね。
ちょっと皮肉っぽく伝えるときなどにも使います。
なかなか日本に住んでいるみなさんに伝えるのは難しいのですが、使うことが多いジャスジャーです。
次はこちら。「すごい」です。
信じられないくらいのことが起こった時に使います。たとえばアクロバットのパフォーマンスですごい技を見た時、または大事故を見た時など、ポジディブにもネガティブにも使います。
3つめはこちら。「見てろ」
これは、”見てるぞ”という意味合いで使います。あまり品の良いものでなくて、親しい友達同士で使います。
たとえばサッカーで友達と対戦するときの試合前に「お前のこと見てるぞ」というのを示すために、このように自分の両目を指してから相手の両目を指すジェスチャーをやります。
他にもたくさんあります。
興味を持っていただけたなら、
ネットやYouTubeで「GESTOS ESPAÑOLES」などのキーワードで検索してみてください。
GESTOSはスペイン語でジェスチャーを表す単語です。