コンビニに設置してある最近のコピー機は“マルチコピー機”と呼ばれ、コピーのほかにもFAXやスキャンができるほか、さらには住民票の写しや印鑑登録証明書を発行したり、各種チケットを発行したり、さまざまな機能が搭載されています。
そんなマルチコピー機で簡単にオリジナルのシールを作ってプリントできると知り、そのサービスを試してみました。
シールをプリントできる「コンビニシール倶楽部」
そのサービスとは「コンビニシール倶楽部」といい、2023年頃からローソン、ファミリーマート、ミニストップの一部店舗でそのサービスを利用できます。
シールを作成するにはアプリのダウンロードが必要。スマホ端末でシールのデータを作り、アップロードすると各コンビニの端末でプリントできるようになるという仕組みです。
実際にシールを作ってみた
早速アプリをダウンロードしてシールを作ってみることにしました。ちなみにシールのデータの作成自体は無料で、プリントするときに料金が必要になります。

アプリをインストールして立ち上げるとなぜかレイアウトが少し崩れていましたが、問題なく使えました。まずはメニューから「シール」を選び、シールの素材から作成していきます。

スマホの端末からシールにしたい画像を選択し、切り抜いたりサイズを調整するだけでシールの素材づくりは完了。続いてシールの印刷シートを作成します。

印刷シートを作成する手順ではまずシートのサイズを選びます。シートのサイズによって印刷時の料金が変わり、一番小さいL版(89mm × 127mm)だと1枚240円です。

シートを選択したら、あとは準備したシールの素材を自由に配置していくだけ。今回は1種類の素材で作りましたが、何種類でも使うことができます。

シール素材を配置して保存をすれば印刷準備完了。対応しているマルチコピー機でプリント番号を入力したり、QRコードを読み込ませるとシールをプリントすることができます。
また、共有アイコンをタップするとQRコードやプリント番号、シールのプレビュー画像がまとまった画像も生成してくれます。

この画像を使えばSNSなどでも共有しやすいですね。

そして実際にプリントしてみたシールがこちら。さすがにカッティングまではできないので、使う際にはハサミやカッターで切る必要がありますが、データのアップロードから印刷まですぐできたので面白いなと思いました。
プリント番号やQRコードがあれば自分以外でも簡単に印刷できますし、一度アップロードしたデータは自分で削除しなけれずっと残ります。シールをグッズのような感覚で配布するのも楽しそうです。
今回は写真を使用してみましたが、お名前シールなども簡単に作れるようなので、入学シーズンにも活用できるかもしれませんね。