電車は階段の近くが混雑したり、先頭車両や最後尾の車両が空いていたりするといいますが、実際にホームにやってきた電車は意外な車両が空いていたりしないでしょうか。
私は電車移動中も空いている車両に座れたらパソコンをいじって作業をしていたい派なので、座れると思っていた電車で座れないと結構ダメージが大きかったりします。
そんな私が最近「おっ!」と思ったニュースがこちら。
号車ごとのリアルタイム混雑状況をホームのディスプレイに表示し、行動変容の効果を検証する実証実験第2弾を実施します!ー東京メトロ
PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001087.000020053.html
東京メトロではホームにディスプレイを設置し、次に来る電車の号車ごとのリアルタイム混雑状況を表示する実証実験を半蔵門線の青山一丁目駅で実施するとのこと。これはなかなか革命的かもしれない!
どんな仕組みでリアルタイム表示をさせるのかというと、青山一丁目駅のひと駅前の永田町駅にデプスカメラという奥行きの情報を取得できるカメラを設置して撮影し、そのデータをクラウドサーバーに送信。AIが解析して号車ごとの混雑情報を算出。それをリアルタイムで隣駅のディスプレイで表示させるというのです。
混雑状況は上の画像のように4段階でわかりやすく表示される予定。もし自分が待っている位置の車両がかなり混み合っていて、隣の車両が座席に座れる状況だとわかったら、私なら間違いなく隣の車両の位置に移動しますね……!
この取り組みは2022年度にも東西線早稲田駅でも実施され、一定の行動変容の効果が見られたことから、乗り換え目的の乗客も多い青山一丁目で再度おこなうことになったそう。
実際に導入するには当然コストの問題なども出てくるでしょうが、個人的にはメリットしかないのでぜひ広まってほしいですね。
今回の実証実験は2024年3月末頃まで実施とのこと。青山一丁目駅に行く機会があったら意識して見てみようと思います。