パソコンを日常的に使っているとさまざまなファイルをダウンロードしたり、データを取り込んだりすることでストレージの容量がどんどんいっぱいになってしまいます。
不要なファイルを削除することで容量を増やすことができますが、その作業は地味に手間がかかるもの。そんなときにクリーニングアプリを使うと一瞬のうちにデータをきれいにしてくれて、ゴミ箱にあるファイルを削除するだけでは消せないデータも消してくれたりして便利です。
Mac専用「BuhoCleaner」を購入してみた
私はMacユーザーなので、先日Mac専用の「BuhoCleaner」というクリーニングアプリを購入して試してみました。
BuhoCleaner
https://www.drbuho.com/jp/buhocleaner
こちらは無料版もあり、機能はフルで利用することができますが、削除できるファイルの上限が3GBまでという条件があります。
有料版は1台だけで使えるシングルプランで2,780円。3台まで使えるファミリープランが4,580円。最近流行りのサブスクではなく、買い切りで今後も無料のアップデートができるということだったのと、ちょうど割引セールも開催中だったので最初から有料プランで購入しました。
購入したのは数ヶ月前だったのですが、この記事を書いているタイミングでちょうど夏のセールが開催中でした。セールのタイミングを狙ってみるのもありかもしれません。
一瞬で空き容量ができる
購入してすぐ使用し、サクッと空き容量を確保してもらえてありがたかったのですが、最近になってまたしてもストレージがいっぱいになってきてしまっていました。
ストレージの内訳を見るとその大半が「書類」のファイルなので、さすがに不要なデータを消したり外付けファイルに移したりしないと根本的な解決にはならないのですが、再びクリーニングをしてみようと思います。
アプリを立ち上げるといろいろなメニューが表示されますが、メインで使うのは「クイックスキャン」となります。
クイックスキャンを始めると1分程度で不要なファイルをたくさん見つけてくれました(所要時間はファイルの量によっても増減するかと思いますが)。
検出されたジャンクファイルは合計13.59GB。そのうち半分近くをキャッシュファイルが占めています。これはゴミ箱の中身を消すだけでは消えず、どんどん膨れ上がってしまうものです。
削除しても問題ないか確認し、ボタンを押すと一瞬にして削除をしてくれます。
なぜか数字に誤差はありますが、14.54GBのクリーンアップが完了しました。容量が一杯でファイルをダウンロードできなくなってしまったときなど、一瞬にしてこれだけの空き容量を確保してくれるのは本当に助かります!
その他の機能も便利
「BuhoCleaner」には「クイックスキャン」機能のほかにもさまざまな機能がありますが、大容量ファイルを探し出してくれる機能も非常に便利です。
ストレージ内で容量を食っているファイルをリスト化してくれて、アプリ上で選択して削除可能。外付けハードディスクがある場合はリストアップされたファイルの一部を優先して移すだけで一気に容量を確保できます。
このほかにもアプリ上で不要なアプリのアンインストールや重複しているファイルの確認などが可能です。
また、アプリをインストールするとシステムの状態をリアルタイムで監視してくれるモニターも追加されます。CPUの負荷状態や温度、ファンの回転数、ネットワークの速度などがわかるので、ちょっとパソコンの調子が悪いときにはここをチェックすれば原因がわかることが増えました。
とにかく実用性が高く、購入して大満足だった「BuhoCleaner」。Macユーザーの方にはおすすめですし、まずは無料版を試してみる価値は十分あると思いました。
残念ながらWindows版やスマホ版はないのですが、同様のアプリはたくさんあります。ストレージ容量の残量に悩まされている方はクリーニングアプリを試してみてはいかがでしょうか。