新たな職務に必要なスキルを身につけること、身に付けさせることなどを「リスキリング」といいます。
近年はコロナウィルスの影響で急きょ新たな職務に就く必要があった方や、在宅勤務が中心になってパソコンスキルを身につけなければならなかった方も多かったのではないでしょうか。これらに適応する行動もリスキリングです。
そんなリスキリングをサポートする試み「日本リスキングコンソーシアム」が注目を集めているようです。
「日本リスキングコンソーシアム」は国や地方自治体、民間企業などが参画し、官民一体となってあらゆる人のリスキリングに取り組むという、2022年6月から始まったばかりの試みとのこと。
いったいどんな団体が参画しているのかとHPをチェックしてみると、主幹事が「Google」で、協力・後援には総務省、デジタル庁などの省庁をはじめ、さまざまな自治体や大手企業の名前がズラリと並んでいました。これはすごい!
そして「日本リスキングコンソーシアム」を通じてトレーニングプログラムの提供をしているパートナー企業・団体もまた「Adobe」「Yahoo! JAPAN」「Microsoft」「Dropbox」「ランサーズ」「エン・ジャパン」「マイナビ」など、誰もが知る名前ばかり。
これらの企業・団体が提供するプログラムが1000以上も用意されていて、サイトに会員登録をすることでいつでも受講することができるようになるのですが、なんと会員登録は無料。受講も無料!
一部のプログラムは有料とのことでしたが、トップページに掲載されていた2023年7月の人気プログラムTOP10はすべて無料のものとなっていました。
そのラインナップを見ると割と初心者向けの講座が多い気はしますけど、逆にちょっと気になっていることを無料で気軽に学べる場として役立ちそう。IT関係でなにか学びたいことがある場合はまずこちらを活用してみるといいかもしれませんね。