SNSで大流行!「AIアバター」を作ってみました

最近はAI技術の進歩がめざましく、次から次へとAIを駆使したサービスが登場しています。

今回ご紹介するのは「AIアバター」という画像生成サービス。今年1月に「AIピカソ」というアプリ上で公開され、人気カメラアプリの「SNOW」にも機能が提供されているのですが、人物の写真から一瞬にしてまるでCGのようなイラストを生成してくれると話題に。多くの有名人がSNSにその画像を投稿し、現在大流行の兆しを見せています。

有名人が作ってみた「AIアバター」

実際にTwitterに投稿されている有名人の投稿をいくつか紹介しましょう。

まるで映画のポスターなどに出てきそうなイラストの数々。「AIアバター」のサービスを使えば簡単にこのイラストを生成できるとなれば試してみたくもなりますよね。私のFacebookやTwitterのタイムラインでも「AIアバター」を生成した人がたくさんいました。

実際に「AIアバター」を作ってみた

せっかくなので私もAIアバターを作ってみようと思います。まずは「SNOW」を立ち上げ、画面下部のメニューに追加されている「AIアバター」をタップ。

すると上の画面が開き、「AIアバター」生成上の注意点などが表示されます。まだ開発中であり、随時学習中であるため、残念な結果になるかもしれないというような内容が書かれていました。

続いて画像のアップロード画面に遷移します。アバター生成に必要な画像は10〜20枚。カメラロールから顔がハッキリと見える画像をアップする必要があり、この時点でカメラアプリは立ち上げられないのであらかじめ画像を用意しておかなければありません。

写真選択が済んだら性別を選択します。

そして最後にいくつアバターを作るか選択する画面になるのですが、ここまで来て驚く人も多いはず。実はこのサービスは有料で、10スタイル×10種のアバター(計100点)を作ってくれる「アバター100」プランだと650円必要になるのです。※2023年2月現在 / iOS版・Android版共通

料金が発生する理由については「多額の開発費用やシステム費用が発生するため」とされています。この手のサービスは無料で最初は提供されることが多い印象がありましたが、有料にしても多くの人が実際に体験しているのはいい成功事例のひとつですね。サービスの完成度の高さを目の当たりにさせることで財布のヒモを緩めさせているわけですから。

今回はおすすめされている「アバター100」のプランで課金。するとアバターの生成が始まりました。表示された所要時間は20分。結構時間がかかるんですね。アプリを閉じても大丈夫ということなので、一旦閉じて完成を待ちます。

生成されたアバターはこちら

するとしばらくして「SNOW」からアバターの完成を伝えるプッシュ通知が届きました。再びアプリを立ち上げ「AIアバター」のメニューを開くと、生成されたアバターが一覧で表示されました。

まず参考までに、最近の私の顔写真から。

そして生成されたアバターの一部がこちら。

どうでしょう。私のことを知らないと似てるか似てないかはイマイチ伝わらないかもしれませんが、ベーシックなものからファンタジー、サイバーパンク、スタイリッシュなスタイル、社長風の写真、水彩、スケッチでの描写など、さまざまなスタイルのアバターが生成されました。

なかなか似ている仕上がりになったものもありますし、特に映画のワンシーンのようなイラストはまず誰かに描かれることもないので面白いですね。

ただし、注意書きにあったように全然似ていないものもたくさんありましたし、ひどいものだと顔すら描かれていないものもありました(笑)。

いい感じに仕上がったのはだいたい50%くらいでしょうか。気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

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