近年、スマホのカメラの性能はどんどん上がり続けています。デジタルカメラやビデオカメラがなくても驚くほど高画質な写真や動画を手軽に撮影できるようになりました。
しかし、高画質ということはその分データのサイズも大きくなるということ。特に動画は数分撮影した程度でも1GBを超えることも多く、端末のストレージを圧迫してしまいます。
こちらの画像は私の端末に入っている動画データ。3本の合計で3分にも満たないのに、容量はやはり1GB近くになっていました。日常的に動画を撮影する習慣がある人は、意識していないとすぐに動画データでストレージが一杯になってしまうのです。
そこでおすすめなのが動画を圧縮するという方法。画質にこだわる必要がない動画データを圧縮するだけで、かなり容量を節約することができます。
アプリから動画データを圧縮する方法
私は「かんたん動画圧縮」というスマホアプリを入れ、こまめに動画の圧縮をしてストレージに空きを作っています。
こちらのアプリは基本無料で使うことができますが、残念ながらiOS版しかないようです。動画圧縮アプリ自体はたくさんあるので、Androidの方は探してみてください。
使い方は簡単で、動画一覧から圧縮したい動画を選択し、圧縮後の解像度などを設定して「圧縮」ボタンを押すだけ。上の画像ではiPhoneで撮影した1分程度の動画を選択し、解像度をFHD(1920×1080)に設定してみましたが、約371MBあった容量を約47MBまで圧縮することができました。
スマホ端末で見る分には十分な画質なのに、実に87%も圧縮できています。圧縮後は元の動画との比較もできますが、ほとんど違いもわかりません。
解像度が最も低い360p(640×360)で圧縮してみると、容量は6.4MBまで削減できました。さすがに画質はかなり粗くなりますが、音声を残しておきたいだけの動画データならこれで十分です。
オンラインで動画データを圧縮する方法
アプリを入れなくても、Webツールを使って動画を圧縮するという方法もあります。「VideoSmaller」というサイトでは最大500MBの動画データを無料で圧縮できます。
https://www.videosmaller.com/jp/
PCからだけでなくスマホからも圧縮できるので便利です。最大500MBまでという上限があるため長い動画の圧縮はできませんが、アプリをインストールしたくない方はぜひお試しください。