2019年夏に登場した新機能「LINE オープンチャット」については、知らない人がまだまだ多いのではないでしょうか。
LINE オープンチャットは、「LINE上の匿名掲示板」のようなイメージで考えるとわかりやすいです。
LINEでは通常、連絡先を交換した人(友達登録した人)とだけチャットによるやり取りができますが、LINE オープンチャットでは知らない人とも匿名でチャットによる情報交換ができます。
匿名なので、知らない人に個人情報を知られてしまう心配はありません。まさに掲示板のように、知らない人とも安心してコミュニケーションを取ることができるのです。
LINE オープンチャットの使い方
まずはLINE オープンチャットの使い方から紹介しますが、とても簡単です。
①LINE オープンチャットを開く
LINEを起動し、下部のアイコン一覧から「ホーム」を押します。
すると「サービス」の一覧に「オープンチャット」という項目があるので、こちらを選択します。
②トークルームを探す
検索ウィンドウに興味のあるワードを入力し、トークルームを探してみましょう。
例えば、このような感じです。
・引越しで新しく住む場所の情報がほしい→「地名」で検索
・新しく入学する学校の情報がほしい→「学校名」で検索
・好きなアイドルの情報交換がしたい→「アイドルの名前」で検索
また、ワード検索以外にもカテゴリーからトークルームを探すこともできます。
③トークルームに参加する
気になるトークルームが見つかったら参加してみましょう。
参加する際には名前とプロフィール画像を設定することになります。(トークルーム参加後も変更可能)
ここではニックネームを設定できるので、本名を明かす必要はありません。
あとはトークルームに参加している人たちと、通常のLINEと同じようにチャットで交流することができます。
どんなときに使うと便利?
筆者は現在、次男の保活中(保育園入園準備)なので、保育園情報に関するトークルームに参加しています。
保育園を選ぶには、もちろんいろいろな保育園を見学できればベスト。しかし現在はコロナの影響で見学を受け付けていない園が多くなっています。
そのため、筆者は「地元名 保活」で検索したオープンチャットで、実際に通っている人から保育園の評判を聞いたりしています。
先ほど「オープンチャットは掲示板のようなもの」だと書きましたが、この用途では「信頼できる口コミサイトのよう」ともいえますね。いわゆる「口コミサイト」ではPRアカウントによるステマが問題になっていたりしますが、LINE オープンチャットではまだ大きな問題にはなっていません。
また、LINE オープンチャットにはほかにもたくさんのトークルームがあり、育児関連だけでもこのようにさまざまなトークルームがあります。
「身のまわりの人に相談できない」「まわりに共通の話題を話せる人がいない」というときでも、LINEユーザーの幅広いネットワークを利用し、さまざまなテーマでの相談、情報収集、仲間作りが匿名のままできるのです。
使い方は簡単なので、まずは一度気軽に覗いてみてはいかがでしょう?
出会いや勧誘、誹謗中傷のリスクはない?
LINE オープンチャットにはLINEが定めたガイドラインがあり、それに違反するとトークルーム・投稿の削除や、違反ユーザのオープンチャット利用停止だけでなく、LINEアプリ本体も利用停止になる可能性があります。
ガイドラインに違反しているかどうかは、365日24時間トークや投稿内容のモニタリングが行われているため、いわゆる掲示板のように無法地帯になることが少なく、比較的安心・安全な環境が守られているといえるでしょう。