爆発的に話題になった音声SNS「Clubhouse」に始まり、Twitterも音声交流サービスの「スペース」を提供開始するなど、今年に入って音声メディアが話題にのぼることが増えてきました。
そんななか、さらにFacebookもさまざまな音声サービスを提供し始めることを発表し、注目を集めています。
■プラットフォーム上での音声体験を可能にする新機能を発表
https://about.fb.com/ja/news/2021/04/bringing-social-audio-experiences-to-facebook/
■Facebook、音声SNSを提供へ–「Clubhouse」などに対抗(CNET JAPAN)
https://japan.cnet.com/article/35169594/
現在もFacebookのMessengerアプリで音声通話機能を利用することができますが、その利用機会が増えていることから音声機能の強化に踏み切ったそう。
追加される機能のひとつとなる「ライブオーディオ」は、有名ミュージシャンやスポーツ選手がオーディオルームを立ち上げてファンとの交流に利用するというClubhouseさながらの機能や、グループ機能に音声のみの交流サービスが設けられるというもの。
ほかにも短い音声ファイルを写真や動画などと同様にニュースフィードに投稿できる「Soundbites」という機能や、グループビデオ通話機能「Messengerルーム」の音声のみバージョンも今夏のリリースに向けて準備中のようです。
さらに音声機能にはAI技術を活用し、にぎやかな街角で録音しても魔法のように素晴らしい音質にすることができるそう。
また、Facebookアプリ上からポッドキャストを検索、再生することができるようにもなるとのこと。Facebookを介して新しい番組と出会う機会も増えそうですし、ポッドキャストを配信する側にとっては新しいリスナーにリーチする機会を作りやすくもなるでしょう。
Facebookの追随によりますます盛り上がりそうな音声メディア。今後の動向からますます目が離せなくなりそうです。